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王子の甘い罠
【女性向け 官能小説】

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-3


「セーフ・ワード。覚えてる?」
私の服を脱がせながら王子が確認した。
「あ、晃」
「いい子だ。本気でいやだったら使って」

ブラをはずして昨日のように手をネクタイで縛られる。
昨日は気がつなかったけど。
痛くならないように、何重か巻いた上を優しく結んだ。

そのままスカートを脱がされてベッドの上に座らされたあと。

目隠しをされた。

「え。やだ。怖い」
そういう私の唇にそっと指らしいものを押し当てて
「しーぃ。怖くないよ。もともとこの部屋は暗かっただろ?
大丈夫。怖くないから」

そう言ってゆっくり私から指を離した。

目を隠されてほかの五感に神経が集中する。

耳元にそっと近づいてきた王子が優しい声で
「さぁ。俺に教えて」という。

「すみれは、どうされるのが好き?
俺に・・・どうされたい?」

どう・・・された・・・い?

「この暗い部屋でゆっくりとキスされたい?
そのキスは耳たぶを噛んで・・・
首筋を滑り落ち。
そして乳首を口に含むんだ」

やだ・・・手を縛られた不自由な暗闇の世界で
王子の声だけが私の全身を刺激する。

「乳首が張りつめて。
固くなったら噛んであげる。
そうされるの、好き?」

何も触られてないのに。
ツンと乳首が反応して固くなったのが分かった。

そこをなぶるようにひとなめされる。

王子の唾液が乳首について、少し冷たくなる。


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