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衛星和誌 −Qカップ姉妹−
【SF 官能小説】

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リリア語り(4)-1

 お姉さまは、その頃すでに、見事なバストをお持ちでした。一二〇センチ以上‥‥Nカップはあったと思います。なぜわかるかというと、わたしもすでに、一〇〇センチのラインを超える豊かなバストを知られる女の子で、自分自身興味を持ち、自分で測ったりしていたのです。そのわたし以上、いえ、かなり上回っていることは、確実に思えました。
 その頃わたしは、他人の、特にお姉さまのおっぱいに日頃から関心を持ち、あれやこれやと推測し、いろいろなことを思い描いてもいたのです。
 いま、あのドリーさまもそうなのでしょうか。それはわかりません。
 その頃わたしは、アンダー六四・九センチ、トップは一〇二・五センチでした。
 つまり、いまのジェニファーさまとカップ的には同等の、Lカップでした。あくまでカップの話で、たとえあの頃のわたしを今ここに連れてきて測っても、わたしより上背のあるあの方の乳房のボリュームには、容積では到底かなわないことでしょう。
 ナディーカさまは――‥‥。少し、お小さいですが‥‥――。きっと、これからもっと発育することでしょう。大台は、決して越えられない壁ではありません。希望を持ってほしいと思います。
「うふふ‥‥」
 東イシドラのシャワー室で、わたしは、ルリア姉さまを誘惑しました。いけないことと知りながら、お姉さまの手をとって自分の豊かな乳房に押し当てたのです。それだけで、純情だった当時のお姉さまはすっかり燃え上がり、それはそれは激しく、わたしのカラダを求め、貪ったのでございました。お姉さまは――そのときのお姉さまは、これでもかという勢いで激しくわたしのおっぱいをお揉みになっていました。荒々しさは、いま以上だったかもしれません。
「リっ、リリアっ! お、おまえは、なんていい乳をしてるんだ!」
 お姉さまに応えて、わたしも、当時のわたしに可能な限り、みだらに叫びました。
「ああん、お姉さまっ! もっと、もっと、揉んでください――。そう、ほら、吸われてもいいのですよ。全部、リリアのこのいやらしいおっぱいがいけないのです――。ほら‥‥そう、そうです! あああん! もっとむしゃぶりついてくだ――」
 わたしたち姉妹はそうやって楽しみ、やがて達しようとしていました。そのとき――。
 物凄い轟音とともに爆発が起き、わたしは意識を失ったのでした。

 わたしたちを引き裂いた爆発は、シャワー室のあった構造物を砕きました。現在いまでは反乱勢力と呼ばれる、わたしたちのトゥーロパの防衛隊の一部の最後のあがきによる誤爆だった、ということにされました。が、わたしは、いまでもスフ軍の誤爆の類だったと思っています。とにかく、わたしたち姉妹は、それきり生き別れになったのでした。お互いの生死すら、わかりませんでした。
 九死に一生を得たわたしは、戦後、オイオ星に移りました。お姉さまはトゥーロパの民間防衛組織の、予備役というものに登録しており、その関係者・親類縁者は捜索を受け処罰されるというまことしやかな噂を聞いたことが契機でしたが、わたしはどのみち、そうしていたと思います。祖国トゥーロパは、わたしの知るトゥーロパではなくなってしまっていました。
 しかし、オイオもまた、経済的に豊かとは言いがたい国でした。そしてそこにも、政治や経済には疎いわたしにもわかるほどに、スガーニーの影響力が日々増大しつつあったのです。かつての、わたしたちのトゥーロパのように‥‥。同じことの繰り返しは、もう、いやでした。わたしは、メイドとして生きてゆくことにしました。養成学校の授業料は安く、多くが全寮制で、奨学金制度や成績優秀者への授業料免除制度、報奨金制度‥‥等々の制度が充実していました。
 わたしはオイオのエウドシアのある一般学校で、トゥーロパで基礎教育は受けていたメイドの技術を少しのあいだ学び、そして後に、メイド養成なら木星圏一と言われる、フカリス星の首都ファドラにあったメイド養成の高等専門学校に進学したのでした。お姉さまの消息を探しながら‥‥。
 バストは、順調に発育していました。進学時に測った際のバストサイズは、アンダーはいまと同じ六五・一、トップは一〇五・一センチ。乳房のカップはMカップに到達していました。
 最初は、オイオ星に籍を置いたままでした。連合軍と申しましても実際にトゥーロパを攻撃した軍の大半はスガーニー軍でしたが、もしもお姉さまがわたしのように生き延びていたら、スガーニーと連合を組んだフカリスもお憎みになっているかもしれないと思い、すぐさまフカリスを離れられるようにしたかったのです。
 しかし、一学生にすぎないわたしの探索力など、知れています。お姉さまの行方は杳として知れず、わたしはすべてを捨てて生きていこうと学業に励みました。その甲斐あってかその学校を首席で卒業することになり、繁栄するスガーニーの王室に推薦されて入ることができたのでした。
 その頃には、一〇七・七センチのNカップになっており、学生間で「乳ライン」「おっぱいライン」などと俗な呼び方をされている、スガーニー王室の官房室の乳房の条件は、無事クリアすることができました。バスト以外のサイズは、いまと同じウェスト五六・〇センチ、ヒップ八八・九センチでした。
 王室の規則により、籍はスガーニーに移さねばなりませんでした。その頃にはわたしは、お姉さまを探すことを諦めており、移籍は形式上の手続きにしか思えませんでした。ちょうどケーミンフからレアンドラへの遷都が行なわれる時期と重なり、わたしは新首都のナディーカさまの新しい王宮で、新しい生活を始めたのでした。


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