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笛の音
【父娘相姦 官能小説】

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笛の音 3.-36

「瑠依子っ……。瑠依子っ! どこだっ」
 信也は有紗の頭を両手で掴み、背もたれの反作用を利用して腰を打ちつけながら、「有紗のパンツを脱がすんだ。……瑠依子がオマンコ舐めて気持よくしてやれっ」
 その言葉に有紗は目を見開き、反駁の声を上げたかったが男茎が邪魔をされた。
 先に貫いてもらって有紗への優越感に浸って何度も絶頂していた筈なのに、射精が終わるやゴミのように投げ捨てられた瑠依子は、信也に呼ばれてまだ痺れる痛みにヨロヨロと立ち上がった。一番に飛び込んできた光景は、信也が自分に対する以上の淫欲に駆られて椅子の上でイラマチオをしている後ろ姿だった。
「……っ!」
 憤怒に駆られた瑠依子は、M字に開いた有紗の足の前にしゃがむと、サイドバックルを毟るように取って有紗の下腹部からレザーショーツのクロッチを引き剥がした。椅子からぶら下がるクロッチの内側はもちろん、ヒップを伝って椅子との接面にまで夥しい蜜が漏れていた。
「なに、コレ? ルイがエッチしてるの見て、こぉんな濡らしてんのっ?」
 ふーっと息を吹きかけてくる。間近で覗かれている証拠だ。有紗は喉を突かれながら高い呻き声を上げた。
「そうか、そんなにビショビショにしてるのか、有紗は」
「そぉだよぉ。ルイよりすごいかもぉ」
「だろうなぁ……。大好きなお父さんがエッチしてる見て、自分も欲しくなったんだろ? そうだろ? 有紗」
 ヌポッと有紗の口から男茎を抜き取ると、信也が椅子から降りていった。足元を見やると本当に瑠依子がしゃがんでムキ出しになったM字の中点に顔を近づけている。媚門を左右に開かれて外気に晒されると、
「……あ、やっ……、はうっ……」
 媚薬に研ぎ澄まされていた花唇は、その程度の接触であっても恐ろしいほどの爽感を脚の内側に走らせた。
「すっごい……。マンコひくひく、してる。……ねえ? 舐めてほしい? ココ」
 バストと秘丘の向こうから、瑠依子が意地の悪い顔で有紗を見上げていた。
「や……、いや……」
「なんだよっ、ルイなんかよりさぁ、ずっと、ずうっとエロ女じゃん」
 瑠依子がさらに顔を近づけてくる。親指で押さえつけると秘門の上部を左右に開いて雛先をのぞかせた。
「……うああっ、……ああっ!!」
 瑠依子の舌が喫突したクリトリスに触れて、一度弾いただけで有紗は絶頂に達していた。窮屈な姿勢のまま何度も体が痙攣する。
「ちょっとぉ、……ルイの顔にマン汁飛ばさないでよ!」
 魘されたように首を振っている有紗を見た瑠依子は悪辣な笑みを浮かべた後、まだ絶頂の引き波が騒めいている花弁を音を立ててチュウッと吸った。
「んあっ! ……だめっ!!」
 充血した媚肉に吸い付かれる度に、戒めを千切りそうなほど有紗の体が暴れる。媚薬に焦らされ続けた体にもたらされた絶頂が容易に有紗から引いていかない中、余韻に朦朧となっている有紗の頭に手が添えられた。薄目を開けると傍らに立った信也が有紗の絶頂を見て完全に甦った勃起を向けていた。緩んだ唇を難なく通過した男茎は横からねじ込んでいるから、有紗の逆側の頬の裏を先端が押す。
「んっ……、んっ……」
 口の中なのに男茎で擦られて、熱欲が癒やされる気がした。最早自ら顔を信也の下腹に向けて頭を前後させてしまう。
「ほら、もっと舐めてやってくれ。……中はダメだぞ? 中はおれの占有だからなぁ……」
 自発的なフェラチオをさせて満足気な信也が瑠依子に陶酔した声で命じた。「……あぁ、ほんとうに、お姉ちゃんにフェラしてもらってるみたいだぁ……」
 目を細めてウットリと言った信也を見上げたが、怨視を作ることはできなかった。眼の色を見ていると、明らかに叔父は、緊縛した母の口内に淫劣の塊をねじ込んだ様を思い浮かべている。
 自分だけではない。母も汚されている。自分が負けてしまったせいで。
 瑠依子に花弁とクリトリスを舐め回され、緊縛されたまま立て続けに絶頂に送り込まれた有紗の、母への謝罪心までもが汚辱の焔に灼かれて散逸していったころ、
「……ほら、有紗。ほしいか? お父さんのおちんちんが」
 脳天に手を置かれて、何故か慈悲の面持ちを浮かべた信也に見つめられて、男茎を咥えたまま――、コクリと一度頷いてしまった。
「森のデカチンよりこっちがいいだろ? ん?」
 信也は有紗の艷やかな髪を手櫛で撫でつつ、「誰のおちんちんよりも、コレが欲しいだろ? な?」
 もっと欲しい体があった。淫らな薬液を清浄してもらいたいが、もう間に合わない。今すぐ穿ってもらわなければ狂死してしまう。信也が有紗の口から男茎を抜くと、どけ、と言って脚の間にしゃがんで舐っていた瑠依子の髪を掴み、また放り投げた。後ろ向きに飛ばされて悲鳴をあげ尻もちをついた瑠依子に代わり、M字の前で中腰になる。
「有紗。こっちを向きなさい……」
 薄目を開けて正面を見ると、信也が猛り狂っている男茎を自ら扱いていた。
「誰のおちんちんが欲しい。ん? 言いなさい」


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