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忘れられない時間
【レイプ 官能小説】

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愛のあるフェラチオ-8

何と言えばいいのか、かける言葉もみつからなかった。
 奈美とは軽口をたたきあうくらいの関係で、深い話などほとんどしたことがない。
 桃子が困っているのを察したのか、奈美がいつものおどけた調子でポンポンと肩を叩いてきた。
「だからね、桃子みたいに何人もの男と遊びまわってるなんてのは憧れなわけよ。カッコいいじゃない、なんか」
「何いってんの、いつも馬鹿にしてるくせに。ヤリマンに憧れてどうすんのよ」
「でも、そういえば桃子って2年生くらいまでは普通に彼氏と付き合ってるだけだったよね。結婚の約束したとか言ってなかった?」
「うんうん、してたよ。安ものだけど婚約指輪みたいなのも貰った」
「だよね? あの人とはいつ別れたの? それにほら、あの『桃子ちゃんとは親友なのー』とか言ってた子も、いつのまにかここに遊びにこなくなっちゃったし」
「うわ、それ聞いちゃう? けっこうドロドロした話だけど」
 桃子がそう言うと、奈美は身をのりだすようにして「聞きたい、聞きたい!」とはしゃいだ。

(つづく)


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