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夢を見るころ
【女性向け 官能小説】

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「ん・・・気持ちいぃ」
「んじゃ、話を辞めてセックスに集中しろ」

そう言うと耳たぶを噛んだ。
息をかけられてゾクっとする。

「夢」

耳元で囁くその声が好き。
篠塚さんの指が私の中をかきまわす。

「いやぁ・・・ぁ」
「ん。嫌だな。気持ち良すぎるもんな」

そう言って笑うと、数時間前までの熱が嘘のように
ゆっくりと私の中に身を沈めた。

「はぁ・・・ぁ・・・ぁ」

そのぬるっと入ってくる感覚に
身も心も、篠塚さんに持っていかれるっ。

「しのつか・・・さっ」

ふと上を見ると、真剣な顔つきで私を見下ろす、その顔は
汗が滴り落ちそうに熱そうだった。

「んはっ・・」

さらに奥に奥にと突かれる感覚に
必死に篠塚さんにしがみつく。

片手で足を持ち上げられて
片手で乳首をつねられる。

全身で篠塚さんを感じとる。

「ゆめ・・・ゆめっ」

夢中で私の名前を呼ぶ篠塚さんのその声に
反応してきゅっと私自身が篠塚さんを締めつける。

「しのつかさ・・・すきっ」
「んっ。俺もっ」



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