投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

夢を見るころ
【女性向け 官能小説】

夢を見るころの最初へ 夢を見るころ 29 夢を見るころ 31 夢を見るころの最後へ

-2


電源?
サラリーマンは携帯の電源を切れた状態にしておく?

なんとなく不安になって駿に電話をした。
「夢?なに?」
「あんた、その返事どうにかしなさいよ。感じ悪い」
「・・・・夢にだけは言われたくない。で?なに」

「篠塚さん。連絡取れないんだけど」
「はぁ?知らないよ」
「電話しても出ないのよ。経理部に行って聞いて来てよ」
「・・・・夢。俺仕事中なんだけど」
「今度、花と食事に行こうか?」
「・・・折り返し電話するからまってろ」

よし!駿なんかちょろいもんだな。

駿からの電話を待っている時間が長く感じる。

やっとかかってきたと思ったけど
待っている時間は5分もなかった。

「篠塚さん、風邪で休んでるらしい」
「え?」
「昨日からだってよ?連絡なかったか?」
「・・・・」
「また、夢は仕事が忙しいとか言ってろくに聞かなかったんだろ?」

うるさく嫌味を言う駿にありがとうと一方的に言って電話を切った。

具合が悪いのに連絡してこなかったなんて。





夢を見るころの最初へ 夢を見るころ 29 夢を見るころ 31 夢を見るころの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前