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サクラ倶楽部
【熟女/人妻 官能小説】

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チェリー(亜沙美さんの前半戦)-1

「そうなのよ。全く困ったものよね」

カウンターに座る松原が息子のぐちをいつものように言うのを聞いていると不意に携帯電話がメールの着信を伝えた。

「何?彼氏?」

「そうそう、モテるからね。紀ちゃん。ちょっとお願い。ママからのメールみたい。」

からかう松原に冗談を返し、テーブルを拭いてる紀子に意味深にウインクしながら声をかけて事務所に入った。

"From mama to A. I have a booking of cherry. Can you dance 3:00 PM, 6th/13th Oct?"

メールを見た後、予定の空きと次の生理の日を確認し、返信した

"OK. I can dance. From A"


喫茶店Amityの店内に戻ると同じパートの紀子が松原の前なのに憚らずに聞いてきた

「お仕事?いつ?」

「え?何?亜沙美さん、他にもパートしてるの?」

「ううん、なんでもないの。大丈夫」

興味深げな松原に答え、紀子にキツイ視線を向けた。

『全くあなたはどうしてそういうこと言うかなぁ?!天然なんだから!』

松原は余程話し相手が欲しいのか尚も続ける。

「彼氏との約束?亜沙美さんくらいだとまだまだもてるでしょう?」

「まぁ、ほどほどにかなぁ。ってそんなのないですよ。もうすぐ40ですよ。」

「いいなぁ。私なんかずっとご無沙汰だし、次はいつかしらって感じよ。」

自嘲して笑う松原に亜沙美は聞こえないように小さな声で呟いた。

「私の次は水曜かなぁ。」

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後藤亜沙美は今年で38歳になる主婦で3年前に福岡に引っ越したのを機にAmityでのパートをはじめ、今ではママの松本貴子の裏のパートも手伝うようになった。

昔から背が高く、学生時代はバレーボールをやり、今でも身長は174cmあり、田中美奈子に似た容姿は40を迎えようとした年齢になってさほど崩れはなかった。
ウエストは締まり、小ぶりで形のいいCカップのバストは健在で、35過ぎから少しずつつ丸味を帯び始めたが、むしろそれが亜沙美の妖艶な魅力を引き立て、亜沙美は自宅の近所やAmity、通ってるスポーツジムやバレーボールサークルのアイドルだった。
Amityでは幼さを残し、可愛い紀子に対し、クールスレンダービューティな亜沙美だった。

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10/6 14:40
亜沙美は福岡市内のとあるリゾートマンションの一室のドアの鍵を開け、中に入った。
密閉された空間には1週間以上閉め切られていた淀んだ空気が立ち込め、まずカーテンと窓を開け、空気を入れ替えた。

窓の向こうには遊園地や水族館の建物、観覧車が見え、その向こうには大昔金印が見つかったという小さな島が見えた。

空気の入れ替えやベットルームの掃除を終え、一息ついてソファに座ると14:50だった。

亜沙美は携帯電話を取り出しメールした。

"I am ready."


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メールの受信を確認した貴子の目の前には明子と勇がいた。

簡単な説明を終え、雑談交じりの話をして、二人をリラックスさせていた。

「さぁ、勇君。時間よ。このマンションの201号室に行って。そこには素敵なお姉さんがいるから後は彼女に任せて楽しんでいらっしゃい。」

貴子が声をかけると明子が無言で勇の手をぎゅっと握った。

「さぁ、お母さんも息子さんが大人になるんだから一緒に待ちましょう」

貴子は2人を玄関に誘い、無理やり勇と明子の手を解き、締め出すように勇を追い出した。

「じゃ、明子さんはこっちで待ちましょう」

貴子は明子をリビングではなくベッドルームに誘った。


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