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鬼畜の愛
【ロリ 官能小説】

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鬼畜の愛-1

 女蜜は陰裂に満ち、さらに溢れて充血した膨らみを濡らしている。女体は小刻みに震え、貫かれる瞬間を待っていた。
「もう……もう……」
求める呻きを迎えるように重なり、押し入った。
「うう!くうう!」
伸び上がるのを引きつけ、埋め込んだ。
「あうう!」
喉を絞った声はあまりに苦しそうで首筋に浮き出た血管は破裂するばかりに膨らんだ。同時に膣が一気に収縮して異常な締め付けをみせた。ペニスが痛いほどの圧迫であった。
(なんだ、これは?)
痙攣?……頭をよぎって抜こうとした直後、すっと弛んだ。ぬめりに浸かったペニスは自由を得て泳いだ。
 
(締まりがいい……)
抜き差しして、その狭さ、かつ、具合のよさに唸った。十分な潤滑があるのに膣の摩擦感は絞りこまれるような感触であった。
 押し込み、引き抜き、亀頭は襞と密着しながら喘いだ。苦悶に歪む女の顔が昂奮を増長させ、
(がまんできない……)
女の腕を引きつけて打ちつけた。
「ああ!」
「ううう!」
女は全身を震わせて悲鳴に似た声を上げた。



 果てて起き上がって、慌てた。
(初めて?)
裂け目が紅に染まっていたのである。
(まさか……)
わたしの驚きを察したようで、文香はまだ整わない息の合間に掠れた声で言った。
「初めてなの……びっくりしたでしょ?……」
弱々しく微笑んだ表情は恍惚の境を漂っているように見える。芯が抜け落ちた虚脱状態であった。

 文香の正確な年齢は知らないが四十前後であろう。
(この齢まで……)
縁がなかったのか、何か事情があったのか。
 そういうこともあり得るだろうが、彼女の場合、どうにも理解し難いように思えた。

 宮部文香は同じ町内に住んでいる。挨拶程度で話をしたことはないが、近所なので互いに名前も家も知っていた。 
 容姿はかなりいい。たおやかで、会釈を交わして行き過ぎる笑顔は思わず振り返る温かさがあった。
(いい女……)
わたしから見れば魅惑的であり、『女』としての肉体は服の上からでも滴る色香を滲ませていた。現に偶然の流れに乗って制御出来ず、関係を持った。
(それが、処女とは……)

 先月、彼女の父親が亡くなったと妻から聞いた。家で倒れ、救急車や警察がきてちょっとした騒ぎになったらしい。その後、事情はわからないが葬儀はしないということで、町会で志を集めて届けたという。
 そんなことを聞いていて文香の印象が翻っていたところ、居酒屋での出会いがあり、昂揚するまま彼女を抱いたのだった。

(文香が誘った……)
そう思う。
「あら……」
「どうも……」
 互いに認め合って、席を移し、飲み始めてほどなくその目に淫らな色を見た。
(たしかに見た……)
「そろそろ、出ます?」
こちらの迷いが起こる隙もない妖艶な誘いであった。

 彼女は終始受け身で、完熟した女体の割には積極さがないと、あとから思えば感じることはあった。だが、離れ難いしっとりと潤いをもった柔肌はほんのり薄桃色に染まり、男を惑わす芳香を放ってわたしを虜にした。その香りに酔いしれ、彼女の陰裂を始めて割ったのである。

「また、会いたい……」
言ったのはわたしである。
 文香は答えなかったが、思案顔をみせたあと、
「わたし、時々外でお酒飲みます……」
それから1週間後、あの居酒屋に文香は現れた。

「たまに奥さまにお会いするの。申し訳ないわ……」
どうでもいい、とは言えず、応じる言葉を濁し、
「ぼくこそ、お父さんが亡くなって日が浅いのに……」
文香はしばらく沈黙したのち、微かな笑みを浮かべながら立ち上がって頷いた。

 ベッドで抱き合うと間もなく文香の手がわたしを握ってきた。そしてまるで硬さを確かめるように力をこめた。
(これは……)
 予想外であった。つい先日『初貫通』したばかりなのである。さらに文香の一方の手はわたしの体を這い、むっくり起き上がると目を閉じたまま屹立を含んだ。
(うう……)
快感が滑らかに広がった。

(巧い……)
信じられなかった。吸い込み、上下する唇の加減が絶妙で、しかも舌を絡めながらの舌戯である。
(なぜ?……)
思いながら、わたしは昂奮の波頭に押し上げられて文香に埋没していった。

 シャワーから戻ると文香は背を向けて横になっていた。布団を掛けていてもその腰周りは何ともそそる張り具合である。女としてもっとも脂ののった体といっていい。それなのに、
(結合は不慣れだ)
男を迎える体勢もぎこちなく、身構え方にも反射的に腰を引くような動きがあった。

 ベッドに腰かけて煙草を吸っていると文香が顔を向けた。柔らかな笑顔があった。微笑みを返すと、起き上がって布団で胸を隠した。

「あたし、来週、引っ越します」
「そうですか……それは……」
「ありがとう……」
「いえ……」
礼を言われるとは思わなかった。何と言っていいかわからない。
「急ですね」
「はい……」
「やっぱり、お父さんのことが……」
文香は間を置いてから作ったようににっこり笑った。
「父じゃありません。夫です」
「え?」
わたしの驚きの目をじっと見つめた文香は、
「煙草、ください」
火をつけ、大きく吸ってゆっくり煙を吐き出した。そして語り始めた話にわたしは相槌を打つことができなかった。


 

 


 


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