投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

恋路
【コメディ 恋愛小説】

恋路の最初へ 恋路 3 恋路 5 恋路の最後へ

恋路 〜入学そして出会い〜-3

などと愚痴を垂らしながら部屋に入ると、
「キャアッ!!」
と女の悲鳴が聞こえてきた。・・・ちょっとまて、ここは俺の部屋だぞ!!などと考えていると、自分がドアを開けたまま突っ立っていることに気が付いた。はっとして中を見るとそこには同じく固まっている雪奈がいた。・・・というか雪奈服着てないじゃん!!
そうなのだ今固まっている彼女は下こそ履いているが、上はそれこそブラジャーさえも着けていないのだ。というけでおれは彼女の胸を見てしまった。ビックリして直ぐにドアを閉めたがそれでも愚息は反応し始めている。焦っていると中から、
「もういいよ」
って声がした。
頑張って平静を装って中に入ると雪奈が座っていた。「ごめんね、今麦茶こぼしちゃって着替えていたら将君くるんだもん。あ〜ビックリした。」
・・・いやいやビックリしたのはこっちなんですけど「で、今日はどうしたの?」
「別にたいしたことじゃないからいいの。服汚れちゃったし、また明日ね!!」
と言っていってしまった。・・・相変わらずよくわからない奴だなぁ
雪奈は俺の初恋の相手だった。気付いたらすきになっていた。しかしその思いを伝える前に彼女はいってしまった。最後まで伝えることが出来なかった、関係が崩れるのが恐かったのだ。この3年間の間にいつの間にかこの気持ちは風化してしまった。だから彼女と再会しても何も思わなかったのだ。
明くる朝、思わぬ人が迎えにきた。
「いきなりどうしたんだ秋乃?」
そう、迎えに来たのは秋乃だったのだ。
「べつに。昨日のお礼だよ。」
しょうがないから一緒に学校にいった。
学校に着くともう雪奈は来ていた。
「朝からお熱いことで」
と冷やかされたが、
「まぁね〜」
と秋乃は答えてしまった。「ふぅ〜ん」
「い、いやそんなことないって!!」
あれ?なんで俺こんなに焦ってんだ?
「まぁいいわ。あたしには関係ないし」
ズキッ。
胸が痛かった。
するとそこに勝也がやってくるなり、
「ちよっとこい!!」
と屋上まで連れていかれた。
「どうしたんだ急に?」
「悪いな無理矢理引っ張って来て。」
自覚してんなら気をつけろっての!! 
「おまえさぁ足利とどういう関係なの?下の名前で呼び合ってるし。」
なんだそういう事か・・・「別にただの女友達だよ。」
「そうか。じゃあ俺



明日足利に告白するから」―――第一話完・続く――次回、恋愛台風接近警報発令!?


恋路の最初へ 恋路 3 恋路 5 恋路の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前