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四人の女
【熟女/人妻 官能小説】

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四人の女-16

「ステージがありますのね、ピアノも置いて。出演者が毎日?」

「まだ、アトラクションは始めていないの。麗子さんはピアノが弾けます?」

「ピアノはあまり上手くありませんが、フルートを主に吹いていました」

「ママ、ドリームの瑠璃さんが見えてます」

「瑠璃さん?・・・・・いらっしゃい、どうしたの」

「久美さんがママになって、お店を改造したと聞いたから、見学に」

「どうぞ、この子麗子さん、医大に入学するの、和夫さんの妹さんと同級生。ドリームのナンバーワン瑠璃さん、綺麗な人でしょう」

「松原麗子です。本当に綺麗なお方です」

「冗談言わないでよ、久美さんに麗子さん。すっかり変えたのね、前を知らないけれど、すっきりしている。ピアノ置いたのね、誰か呼んで演奏して貰うの?」

「まだ計画していないけれど、玄人素人関係なくステージに立ちたい人は誰でもね。カラオケも」

「私が演奏第一号になろうか」

「瑠璃さん、ピアノ弾けるの?」

「ピアノへ進みたかったのだが、美晴がお腹に出来て断念したの」

「麗子さんフルートが弾けるんだね、演奏してみて二人で、音響効果を確かめ、スピーカーも調整したいし、麗子さんも」

「いいわよ、アルルの女を弾きましょうか」

「お願いします、フルートをとってきます」

「では一寸指慣らしを・・・・・・新品なのね、高かったでしょう」

「楽器屋さん、うちの常連さんだから・・・・・・・」

 二人が演奏をし出すと出勤していた者がみんな客席に座って聞いていた。瑠璃のことは全員が知っているので彼女がこんなにピアノが上手いとは驚いていた。麗子のことはまだ誰も知らないので、奇麗な娘さん、ママの知り合いか、・・・・・・一曲終わると全員が拍手をした。

「瑠璃さんは皆さんよく知っているね、ドリームのナンバーワン。この子は松原麗子、今日から事務に入りますから宜しく。変なことは教えないでね」

「ママ、今晩、二人の演奏会を開くの?、お客さん喜ぶよ」

 結局、久美はドリームの店長浪江健三と話し合って二時間のデリバリー料金を払うことで瑠璃をステージに上げることにした。瑠璃は麗子と相談して、なるべく客の知っている歌を演奏をしてみんなが合唱するように曲目を選んだ。


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