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衛星和誌 −Qカップ姉妹−
【SF 官能小説】

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あなたは調教士(31)-1

 そしてあなたは、ベッド上で、ルリアから初めて二枚の写真を見せられたのだった。スガーニー星であなたを待ち受ける女。十中八九、向こうが出してくるであろうと予測される女の写真を。
 厳密に言うならそれは、地球で言う「写真」と同じものかはわからなかった。これだけ進んだ文明なのだから、まったく異なる技術を用いていることも考えられる――とにかく、一枚目のその写真のように見えるフィルムには、ピンク色のメイド服姿、頭にカチューシャの、長い髪の美少女の立ち姿を正面から捉えた画像が、鮮明に写っていたのだった。
「これは――」
 あなたが、手渡された一枚目を手に呆然とつぶやくと、
「リリアだ」
と、長身の女戦士は短く答えた。
 少女――といっても、幼い感じはない。実年齢はわからないが、清楚に整った知的な容貌からは、落ち着いた気品と、どこか大人びた気配も漂っていた。
 地球において、これほど美しいモデルを、あなたは目にした記憶がなかった。
 その一枚に写っているのは腰下までだったが、そのウェストは、ほっそりと女らしくくびれていた。
 上へとつづくボディラインも、ほっそりとしている。肩、メイド服の白飾りがそう見せているのかもしれないが、細く、華奢に見えた。
 だが、こんなことがあるのだろうか。その腋から大きく隆起したバストは、細いあごの小顔やそのボディからすると、驚くほどのボリュームを誇示していた。
 おそらく、胸を強調していないことを示すためだろう、両腕は組んだり寄せ合わせたりすることなく、垂直に降ろされていた。まるで人形のような透明な表情とあいまって、その無防備な姿勢もまた淫猥に見えたが‥‥。
「――‥‥リリアっていうのか‥‥」
「そうだ」
 まだ驚き覚めやらぬあなたのつぶやくような問いに、ルリアが答えた。
「『リリア・ザ・パーフェクト』。その名はこの星系全体に鳴り響いていると言っても、過言ではない。スガーニー自慢の娘にして、現コンジャンクションの投票システム下においては、最強の兵器だろう」
 その言葉は、少し湿っていた。たしかに――。この巨乳世界における、軍事・経済の強国にふさわしい美少女なのかもしれない。
 だって、このおっぱいの大きさは‥‥サイズはわからないが、なんというか、見た目のふくらみ方が、尋常ではなかった。
「これで――」
 言いながらあなたは、あることに気がついていた。リリアという娘はどことなく――あくまでどことなく、誰かに似ていることに。
 容貌そのものは、このオイオであなたがいままで会った誰とも違って見えたが‥‥しかし、目、目だろうか‥‥。
「ん? ああ、胸か。――そうだ。これはおそらく拘束ブラをつけているだろう。‥‥スガーニーの拘束ブラは、わたしたちのものよりも強力と聞いている。かわいそうに‥‥」
 ルリアはそこで、はっきりと声を湿らせた。あなたも気の毒になった。
 だが、あなたの仕事は調教士だ。仕事として、見なければならぬものがある。
(このおっぱいは――)
 美少女の胸のふくらみは、アンダーバストの細さの分なのだろうか、美清楚な顔立ちとほっそりした腕、ボディ、ウェストとあいまって、見事な魔乳美を醸し出している。ふくらみ方は、いま密着しているルリアと同程度か、下手をしたら上回っているようにも見える――。
(い、いや、ルリアだって、調教前より発育している‥‥!)
 あなたは、頭を振って、予測に反駁する思う。そのルリアはつらそうに眉根を寄せ、
「彼女を征服し、調教するのが、わたしたちの最終目標‥‥。おまえがこの星系へと召還された、目的だ」
と、硬い声で唇を引き結んだのだった。そして、再び声を湿らせた。
「リリア・ミアヘレナ。――わたしの、実の妹だ」
(‥‥やっぱりそうなのか)
 あなたは思った。形は異なるが、せつなげな目の光がどこか似ているのだ。
 しかしルリアは、二枚目を示すことで、あなたの感傷を遠くに追いやった。
 そこには、メイド服は着用したままだが――おそらく、あなたがしたように縄か拘束器具の類だろう――両腕を、今度は直上にあげ、やはり無防備な姿を晒しているリリアと、もうひとり、黒い大外套のようなものを羽織り、髪をきっちりと後ろに撫でつけた、がっしりした男の背中が写っていたのだった。
 顔は見えなかったが、骨ばった、大人の男のように思えた。左の頬がぎりぎり見えるか見えないか――その男は、得意げにこちらを振り向く直前のように見えた。
「調教士だ。向こう側の」
(なんだって――‥‥)
 あなたは唖然、いや呆然とした。自分と同じような男が――。
(スガーニーにもいたのか‥‥)
 その調教士おとこの左手は、ピンクのメイド服の右胸の上に置かれ、そして拘束ブラ着用の有無はわからなかったが、その布地にくっきりとしわが寄るほど強く、鷲づかみにしていた。
 魔乳の美少女は――リリア・ミアヘレナは、美しい眉根をぎゅっと寄せ、声を上げているようだった。よく見ると、ほとんど閉じた繊細な目じりには、涙が光っていた‥‥。
 快感によるものか、それとも単なる痛みなのか――判別はできなかったが、あなたには後者に思えた。調教されているのだ‥‥。


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