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凡夫たちの恋
【ロリ 官能小説】

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人妻-1

翌日、もう八時を過ぎて、坂上が手酌の酒に酔い始めたころ、呼び鈴が鳴るので出てみたら、リリヤの母親が来ていた。何度か家庭訪問を坂上はリリヤのことでしてきていたが、母親がこちらに来るのは初めてだった。急な様子だった。母親は上がって、すみませんと言った。そして縛っていた金髪を解いて、二三度頭を振って見せた。
「私、坂上先生のことが好きなんです」
と思い詰めた調子で呟いた。何を返したものかと黙ったままの坂上を前に、三十代前半の、娘に似て美しい母親は、若い時の豊かな経験なのか、男の反応と扱いに手慣れているらしく、すぐに坂上を抱いてキスし、柔らかく押し倒した。坂上は、女の体の温かさと匂いとに飲み込まれた。既にパジャマに着替えていた坂上のズボンを下ろし、丁寧な愛情を舌と唇とで表しながら、意外にも、女が初めてだと体で示す坂上に、母親は我を忘れるほど興奮した。坂上は、男にとってもう一歩で耐えられなくなる乱暴さでそこの全部を愛された。そして、喜びか苦しみか分からぬ声を漏らし、感覚に身を任せた。母親は、坂上がそれまでの人生で溜めてきたものを、残らず空にするつもりであるかのように、女の細やかな舌と唇で坂上に繰り返させた。
翌朝、リリヤの母親の白く細い背中の印象とともに坂上は目を覚ました。たくさん落ちている長い金髪、酒疲れとは違うだるさ、激しく動いた腰の重さが、起こったことを事実だと坂上に認識させた。
「俺は保護者と関係を持ったんだ。」
出勤時間が迫っていた。
出勤しても何もなかった。母親とのことは人の知るわけもなく、リリヤの不登校は既に始まっていたことだ。まじめな坂上は、それでも先方の家がどうなっているのか気になった。

 ほとんど毎晩、リリヤの母親は坂上の家に食事を持って訪れるようになった。二人はその度に交わった。生臭そうなイメージから、生身の体の交わりを見るのも忌避していた坂上は、母親が月経中であっても求める自分を新しく感じた。自分がこうしているあいだ、リリヤは家で待っているのだと思うと、罪悪感を覚えた。しかし母親は、娘は普段から一人が多いから問題ないと言う。父母の不和の渦中にあり、しかも母親は毎晩ほかの男の元へ行くという環境が子供にとって良いはずがあるまいに、それに加担しているのは担任の教師なのだ。罪悪深重の凡夫という、例の漫画にあった言葉が、リアリティーを持って坂上に思い返された。


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