〈忌諱すべき覚醒〉-8
「どッ!?ドコに触っ…!!やめッ!!やだあぁぁぁッ!!」
オヤジの指は恭子の尻の割れ目をなぞり、ある一点に到達すると“其所”に止まり、そして爪を立てて擽り始めた。
其所は集団レイプの最中でさえ、誰にも相手にもされなかった肛門であった。
『オマ〇コなら男を知っていようが…ん〜？…この一番汚ならしい穴は…ん？まだ“綺麗”なままなのか？ん〜？』
「やだあぁぁぁッ!!嫌あッ!!変態ッ!!やあぁぁぁ!!!」
手首に縄を食い込ませながら、恭子は必死に身体を捻って振り向き、肛門を虐めようとするオヤジに向かって泣き叫んでいた。
それは姦され弄ばれた時とは桁違いな抗いであり、恭子が肛姦に対して凄まじい嫌悪感を抱いている事の証でもある。
『もう…手首に縄目が付くじゃないですか？落ち着いて……奥さん、落ち着くんですよぉ……』
オヤジは恭子の両手を掴まえると、優しい口調で語りかけながら、縄が手首に食い込まぬように押さえ付けた。
それは一欠片の労りも無い純然たる侮辱である。
「もうッ…もう嫌よぉッ!!こんなの嫌よぉッ!!!」
恭子は両手で手首と鉄パイプとを繋ぐ縄を握り締め、縄目の跡が付かないようにしながら必死に藻掻くようになった。
どうあっても、こんな事態に巻き込まれてしまっている事を、耕二には知られたくない。
だからと言って、黙って言いなりになって、このまま玩具のように扱われて良いとも思わない。
この卑劣な麻縄を引き千切れるとは思えなかったのだが、恭子は必死に握り、渾身の力で引っ張る。
それが恭子がなし得る唯一の抵抗であった。
『この黄金色のパンティー……実りの秋を連想させる色をして…ん〜？熟した女肉を食べて欲しいと……ん？』
「ぅあッ!?な、何するのよぉ!!やめてッ!!お願いやめてえッ!!」
『美しい肌をしてますねぇ？私達に見せて下さいよ、奥さん…？』
オヤジ達は鋏を取り出し、魅力的な衣服と下着に刃を当てて切り裂いた。
パンティーは尻の割れ目の部分を丸く切り取られ、そこから指を入れられて肛門を直接に触られた。
ワンピースは摘ままれた周囲からザクザクと切られ、虫食いのような無惨な姿へと変えられていく。
そして背中に現れたブラジャーの紐はブツリと切られてしまい、その豊かな胸肉を支える能力を奪われてしまった。
「こ、耕二さぁん!!嫌あぁぁぁぁッ!!!」
虫食いのワンピースは、穴に指を入れられて引き裂かれていき、パンティーも二本の指の侵入を感じた瞬間に、ビリビリと悲鳴をあげて尻の割れ目に沿って裂かれていった。
ブルンと胸肉は揺れながら溢れ落ち、仕舞われていた陰毛は解放に踊りながら八方に開いた。
「嫌ッ……私の…私の服……」
縄を握る両手の上に、ボロ布と化したワンピースの残骸が放られ、そして一度としてオヤジ達を魅了しなかった金色のブラジャーが、バサリと無下に棄てられた。
強姦魔達の前で、変態オヤジ達の眼前で、恭子は破れたパンティーを身に付けただけの、無様で魅惑的な裸体を曝した。