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ビッチ狩り
【レイプ 官能小説】

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吸血餓鬼-7

 夜の22時、玲香にとっての超太客、清水がやってきた。高価なプレゼントをくれ、よく店外デートもしている。もう半年ぐらいだろうか。清水に指名してもらえるようになったのは。清水は玲香にのみ熱心であった。
 「待ってましたよ、清水さん。」
玲香はピタリと体を寄せ腕を組んだ。
 「ああ…。」
 (ん??)
いつもと清水の様子が違っている事に気付いた。そして竜彦が清水の名前を出した事を思い出した。まさかとは思ったがもしかしたら接触したのではないかと胸騒ぎを感じた。
 「今日は忙しくてね…。ようやく落ちついたよ。」
ニコッと笑う清水に何となく安心した。
 「お疲れ様です。飲んで疲れを癒して下さいね♪」
それからはいつものように接客する玲香。特にいつもと様子は変わらなかった。が…、1時間も飲んだ頃か…、ふと回りを見渡した清水は小声で玲香に言った。
 「玲香ちゃん、今日仕事が終わったら抱かせてよ。」
 「えっ…?」
耳を疑った。どんな事があろうと肉体関係は結ばないと言っているはずだし店のルールである事も知っているはずの清水の誘いに戸惑う。
 「ですから清水さん、そういう事は…」
 「知ってるよ。しかし僕は今まで君にはたくさん金を使って来た。欲しい物はたいてい買ってやっただろ?指名も毎回してるし高い酒も頼んでる。君をこの店でナンバー1にしたのは僕だろ?」
 「清水さんには大変感謝してます。おっしゃる通り私は清水さんにナンバー1にして貰っている事も十分に分かってます。でもそれは…」
丁重に断りの言葉を口にすると清水の顔付きが変わっている事に気付いた。
 「昼間、私のところにある男が来てね。竜彦と名乗っていたな…。」
 「!?」
やはり接触していたのだ。竜彦が清水に何かを吹き込んだに違いない。玲香に緊張が走る。強張る玲香の顔を見つめながら清水は言った。
 「君に100万渡せば抱かせてくれると言っていたが…?」
 「し、知りません…そんな男も、そんな話も…。」
完全に動揺し目が泳いだ。しかし自信満々の清水。玲奈の嘘は見抜いていた。
 「そうか…じゃあ彼に電話しなきゃな。ガセネタ掴まされた文句言わなきゃ。」
清水は電話をした。心臓がドキドキする玲香。血の気が引く。
 「あ、ちょっと来てくれ。」
清水はそれだけ言って電話を切った。
 (来てくれ…??)
意味が分からずにいると玲香の隣に誰かが座った。
 「!?」
玲香は心臓が止まりそうな程に驚いた。なぜなら隣に座ったのは竜彦だったからだ。
 「ど、どうして…!?」
竜彦はニヤニヤ笑っていた。
 「なぁ、清水さんに抱かれるよな?」
威圧的な目で見つめてくる。思わず下を向く玲香。
 「抱かれんだろ…?な?」
玲香の肩をポンと叩く。体をビクッとして怯える玲香。この緊張感には耐えられなかった。
 「は、はい…」
玲奈はそう言った。竜彦はニヤッと笑い清水に言った。
 「て事で。」
清水は竜彦を見て口元を緩める。
 「本当だったのか…フフフ。いやいや、ありがとう。これは約束のものだ。」
清水は中身が詰まった封筒を竜彦に渡した。
 「どー致しまして。また抱きたくなったら俺に連絡下さいね?では。」
竜彦は席を立って去って行った。


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