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ビッチ狩り
【レイプ 官能小説】

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詐欺集団を暴く-2

 被害にあった男達と連絡を取り合うようになった。現在とんでもない借金地獄に苦しんでいる者ばかりだ。まだ余裕がある者は連絡して来ず、切羽詰まっている者は連絡してきているのであろう。状況によってはまだまだ参加者が増えそうな気がした。そして今夜、参加者が竜彦のアパートに集まった。
 社会人の島村貴文、戸田哲、三河和夫、山田勉。全員借金で首が回らない状況だった。
 話を聞くとみんな手口は一緒だった。玲香できっかけを掴まれ美貴でおとされる…、竜彦と全く一緒であった。
 「あのエロい女にしてやられたんだな。あの玲香って女、絶対許せない!」
 「恐らく全員が全員詐欺に加担してる訳じゃなさそうだな。これだけの男が同じ女にやられてるんだ。犯行役はこの2人の女だろう。あの管理者とつるんで金を巻き上げてるに違いない。許せねー。あの女ども!!」
ちょっとした決起集会になる。そこへ朋美がやってきた。朋美を軽く紹介し仲間である事を伝えた。
 「朋美ちゃんの考えを言ってくれ。あいつらはヤクザがらみか??」
朋美は知らない男達の視線を一身に浴び少し緊張気味に話す。
 「多分違うと思います。ヤクザっぽい人からの電話も聞いた事がないし、話の内容からして…大学生か専門学生かと。」
竜彦の顔色が変わる、
 「な…に?」
 「名前は山崎剛志。回収屋は勇二と孝弘って呼ばれてます。みんな明日は授業とか今から授業とか言ってたので、多分そうだと…。」
 「ただの大学生…?俺と同じ…?」
 「ふざけた真似しやがって!!」
怒り狂う被害者達。朋美は続けて話す。
 「あの事務所に2人の女性が良く来てます。どちらも30歳ぐらいでしょうか。綺麗な女性です。」
 「玲香と美貴だな。」
 「はい。今まではみんなコソコソ話してたんですが、私が何の抵抗もしそうにないと踏んだのでしょうか。最近は堂々と会話してます。山崎がまたよろしくなと言ってお金を渡してました。」
 「くっ!俺から取り上げた金だな!」
竜彦は悔しがる。
 「女2人はキャバクラかどこかで働いてるみたいです。夜に店に行くって山崎が言ってましたから。」
 「俺達の金で豪遊か…くそっ!!」
悔しいのは全員が同じだった。話を聞けば聞くほど腹が立って来た。
 「あとどこか探偵を雇ってるみたいで、目星をつけた人の情報を集めているようです。実際にその人の家を確認に行ったりしているみたいですね。だいぶ計画的な感じがします。」
 「姑息な奴らだ!」
やり場のない怒りを感じる。もはや怒りで言葉さえも出さずに震えていた。
 「ヤってやろうぜ?あいつらを!許せないだろ!!復讐だ…、復讐してやるんだ!!」
 「当然だ!地獄見せてやる!!」
全員が復讐を誓った。ヤクザでない以上、もはや恐怖はない。山崎剛志を地獄に落とす決意をする。
 「骨の髄までむしゃぶり尽くしてやるぜ…!」
竜彦と朋美を合わせた6人は手を重ね雄叫びを上げた。


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