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或る二世帯一家の夜
【コメディ 官能小説】

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親友はありがたい-3

「おい、ヒソノ。お前も手伝えよ」

「えっ?」

今までの流れに圧倒されていたガツオは、呆けた表情をナカジタに向けた。

「ホラ、服を脱がすぞ。これって高級ブランドだぞ。せっかく体を張って手に入れたんだから、皺になったら可哀想だろ。ボクは上を脱がすから、ヒソノはスカートを脱がすんだ。そっちの方が嬉しいだろ」

ナカジタは、ハヤカイのシャツのボタンを外しながら、ガツオを促した。それでも躊躇するガツオ。待ちくたびれたハヤカイは、自身でさっさとスカートを脱ぐと、むき出しの割れ目に指を這わせて、敏感な部分を自分で弄りだした。

「ああん、ああん」

「ホラ、ヒソノが早くしないから、ハヤカイさんが自分でオナニーを始めたじゃないか

ハヤカイは心持ち足を開いて、その行為を見せる事を意識した。手で覆い隠さずに割れ目が見える様に、指先でクリトリスを撫でまわす。時折、淫口から溢れた愛液を掬い、それを擦り付けながら喘いだ。

「はあ、はあ、見てええ、見てええ、あたしを、見てええ…」

見せるオナニー。見る者も興奮するが、やっているハヤカイ自身も凄く興奮した。援交オヤジに請われるまま始めた事だったが、今では自分でもお気に入りで、すっかり癖になっていた。

開いた手で片方の乳首を摘まむ。もう一方の乳首はナカジタが弄んだ。

「あうう…、気持ちいいのお…、お○んこが気持ちいいのお…」

ガツオは催眠術に掛かったように、その言葉に導かれて、ハヤカイの股間に顔を近づけていった。もう肉棒ははち切れんばかりだった。

「ヒソノ、やろうぜ」

ナカジタが、いつも野球を誘う風に、軽い感じでガツオを促したが、ガツオは直ぐに動けなかった。

「『やろうぜ』って言ったって…」

「どうしたんだよ、ヒソノらしくないなあ」

「ナカジタが見てる前だし、まだ心の準備が…」

ガツオは圧倒されていた。何事に対しても積極的なガツオはこと性に関しては、妹を相手にしかした事がない内弁慶さんだったのだ。

「もう、じれったいわね。何が心の準備よ。チ○ポとおま○この準備が出来てたらそれでいいのよ」

いつまでたっても襲って来ないガツオに、業を煮やしたハヤカイは、さっき自分が言った言葉を棚に上げた。

ハヤカイは自分の陰部を弄るのを止めると、目の前のガツオに襲いかかった。不意を突かれて後ろに倒れたガツオの半ズボンを掴むと、そのまま下着ごと一気に引きずり下ろした。慌てて抵抗しようとするガツオの手は、機転を利かしたナカジタが抑えつけていた。

「まあ、なんてツヤツヤなのぉ」

ギンッとそそり勃つ肉棒が現れ、ハヤカイは感激した。いつも相手をする中年男とは違って、そのピンク色の初々しさにウットリとした。 

ハヤカイは肉棒を摘まむと、鈴口から溢れていた先走り液をペロリと舐め取った。

「はうう…」

ガツオの体に衝撃が走った。

ガツオの反応に気を良くしたハヤカイは、一瞬、そのまましゃぶり続けようと思ったが、焦らされた女体は我慢できなかった。



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