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或る二世帯一家の夜
【コメディ 官能小説】

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近所の小説家-6

「あなた、女王様ったらあんなに大きな声でお○んこだなんて」

「うむ。さすがサセエさんじゃの。あの声を聞いてたらますます創作意欲が湧いてくるわい」

官能小説の第2弾を執筆中のイキサカは、興奮気味に言った。

「あなた、それも大事ですけど、今は私の意欲を満たして下さいね」

イキサカの妻のカリは、そう言うと、和服の裾を捲り上げた。妻の股間には、女王様=サセエから突っ込まれたバイブレーターが装着されたままだった。しかし、悲しいかなそのリモコンスイッチは女王様に取り上げらていて、地獄の焦らしを味わっていた。

唯一、女王様の喘ぎ声が聞こえてきたら、女王様からリモコンを預かったイキサカが、スイッチを入れてくれるのだった。

「さて、どうしようかの?]

「いやあん、イヂワルしないでえぇ」

カリは、バイブレーターが挿入された腰を前後させながら懇願した。

「そうだ!裸になってウヒエの部屋の前に行ったらスイッチを入れてやる」

イキサカは、妻を辱めようとして、娘のウヒエの部屋の前で刺激に耐える試練を与える事にした。

さらに焦らしを与える夫の信じられない言葉に、一瞬殺意を覚えたカリだったが、とにかく我慢する事にした。

カリは急いで全裸になると、股間にバイブレーターを入れたまま、ウヒエの部屋の前に立つと、誰かが来ないか気にしながらキョロキョロした。

誰も来ないのを確認すると、カリは恥ずかしげに俯き、陰部に突っ込まれたままのバイブレーターをしっかりと握った。それを確認したイキサカは、ニヤリと笑いながらバイブレーターのスイッチを押した。

「うぅっ…ううう…ううう…」

ウインウインと鳴るモーター音と、カリの押し殺した喘ぎが廊下に響いた。

悶えるカリは、娘の部屋の前で腰を落とし、暴れるバイブレーターの振動を更に楽しもうと、自分の淫口に押し込み、その快感に身を捩らせた。

その異常な光景に興奮したイキサカは自分の肉棒を扱き出した。

ふと、気が付くと、押し殺したはずの喘ぎが、どんどん大きくなってきた。

「ああん、だめええ、ああああん」

驚いたイキサカが慌てて、カリの口を塞ぎに行った。流石に娘にこんなところを見られるワケにはいかない。

しかし、不思議な事にカリの口を押さえても、喘ぎ声は止まらなかった。

「あああん、いい、いい、このバイブ、サイコ―――、ああああ」

ワケのわからなくなったイキサカは、慌ててバイブレーターのスイッチを切った。

「ああん、ダメええええ!とめないでええええ!」

ナント、その嘆きの声は、娘の部屋の中から聞こえてきた。

その時カリは、驚き顔のイキサカを下から見上げて淫靡な微笑みを浮かべた。

イキサカは知らなかったが、ウヒエは既に、カリと一緒に女王様の毒牙に掛っていたのだ。バイブレーターの焦らし責めは、カリだけではなく、娘のウヒエも同時にやらされていたのだった。

カリの妖しい視線で、全てを察したイキサカは、娘の部屋の扉を開けると、こちらに向けて全裸で大股を開き、陰部にバイブレーターを挿入している娘が居た。

「ああん、お父さん、早くう、早くうう」

懇願する娘に向かって、イキサカはスイッチを押した。

「あああん、いいわ、いいい」「あああん、いいわ、いいい」

部屋の前後で、母娘の喘ぎ声がステレオで聞こえてきた。


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