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夜羽球の会
【調教 官能小説】

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悪魔祓い-6

◆◆◆

「いやぁ、この合宿が始まったときから、これはまた極上の女が来たなと思っていたんだよ。ほら、頭のてっぺんから足の先まで、どこを見てもムンムンと色気を醸している」
 小太りで背の高い男が首輪を引いて佑香里を歩かせる。男がマットでは少し硬いというので、別室のベッドへと移動した。既に射精も終えた男たちは、初日からヒートアップをするのはやめておこうと言って自室へ帰って行った。後で見たいからビデオだけは撮っておいてほしいと黒服たちに頼んでいた。
 よくバネのきいた柔らかなベッドに着くと小太りの男はどっかりと座り込んで、自分の前に佑香里を立たせた。力が入りにくいのか、少しよろけながら佑香里は立ち上がった。
「手は頭の後ろに回しておくんだ。今からみんなでお前の身体を触って、気持ちよくしてやるからな。セックスはそのあとでいっぱいしてやる」
「あっ、ありがとうございましゅ! いんまなゆかりの、エッチなからだ、さわってたのしんでくりゃしゃい!」
 頬が紅くほてらせて、にっこりと微笑む。言われた通りに手は頭の後ろにもっていき、足も少し開いた状態にしておく。どこからでも全身好きなところを触れそうだ。

「でも、これは悪魔祓いの一環だからな。ちゃんと淫魔の本性をあぶり出せるように、しっかり感じないとな」
 男が手をわきわきとさせて、どこから触ろうかと迷い箸をする。
「どこも柔らかそうで迷うなぁ。とりあえず……やっぱりこのぷるぷるのおっぱいでも触っておくか」
「あ、あはぁ……おっぱい、おっぱいやわらかくて……むにむにーってなりますよ……」
 触手のように指先をうねらせながら、手の平で乳首を押さえつけるようにして正面から鷲掴みにする。力を入れずとも指が沈み込んでいき、その間から乳肉が溢れ出してくる。
 締め付けられていく自分の乳房を見ながら、佑香里は意識がスーッと爽快に晴れ上がっていくような感覚に酔いしれた。触れられた場所が燃えるように熱く感じ、血の通った肉球が快楽物質をばらまいているかのようだった。
「きもちいぃ……おっぱいぃ、きもちいいれすぅ……」
 うっとりとした表情で、恍惚とした瞳を光らせる。
「そうかそうか、気持ち良いか。ほら、もっとリラックスして、身体を素直にさせていくんだ。そうすれば、どんどん淫魔の毒が浄化されていくぞ。心の奥底から、身体の表面に淫魔を引きずり出すんだ」
「はい……すなおに、りらっくす……」

 マッサージを受けているようなつもりで、佑香里は余計な力を抜いていく。コリコリと硬くなった乳首が手の平で優しくこねられて、乳房は指と戯れながら毬のように弾んでいる。
 揉まれるたびに、皮膚が敏感になっていく。胸を触られる感覚が強まるほど、他の場所は収まり悪いような、落ち着かないような、手持ちぶさたで切ないように感じられていく。胸が燃えているというより、胸以外がほったらかしにされて冷めているような錯覚。靴下をはかずに靴をはいてしまったような、何か物足りない感じが全身に湧き起ってきた。
「せいじゃさまぁ……もっと、おっぱいだけじゃなくて……いろんなところ、さわってほしいれす……。すりすりーってして、きもちよくしてくださぃ……」
 薬の効果で神経が過敏になっているのだろう。元々、人間は他の人間に触れられることで気持ちよさを感じるものだ。それを阻む心理的な障壁さえ崩してやれば、触られる感覚に純粋に酔うことができる。
「仕方ないな。それじゃあおっぱいは他の人に任せて、俺はこのムチムチの太ももでも触ってやろうかな。他の皆さんも、見てるばかりではなく触ってみてはどうですか。この肉感はたまりませんよ」
 そう言われて、周りの男たちも距離を詰めて佑香里を取り囲むようにして並んだ。

「胸は私が預かりましょう」
「だったら、俺はこのエロエロなお尻を……」
「これだけ触り心地が良い肌だと、どこを触っても気持ちがいいですね。二の腕だけでも十分楽しめる」
 一瞬のうちに、佑香里の身体中が男たちの無骨な手で覆われた。何本の手で触られているのかも分からない。触覚はすぐに快感に換えられて脊髄を駆け上がるので、全身が大きな火に包まれて燃えているようにしか感じなかった。
「スベスベだな……まるで吸い付いてくるようだ。ほら、太ももスリスリされて気持ちいいか? 痴漢みたいにいやらしい触り方をされて、おまんこが濡れてきちゃうか?」
「はい……きもち、いいです……ふとももの、んっ、はだが……ぴりぴりして、おまんこがくちゅって……」
「そうだよな。でも、もっともっと気持ちよくなるはずだ。お前は淫魔なんだ。全身が性感帯で、触られるだけでイッて腰がガクガクになっちゃうような淫乱メス豚女なんだぞ。ほらほら、どうだ。もっとスリスリしてやるから、もっとビンビン感じて気持ちよくなるんだ」
「はぃ……わかりまひた……」



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