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夜羽球の会
【調教 官能小説】

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悪魔祓い-3

◆◆◆

「これだけ速く失神した女は今までいなかったんじゃないか?」
「そうですな。いやぁ、速めに失神する女はだいたい遊びがいがあって良い。耐える力が乏しければ、その分、お仕置きができますからな」
 倒れ込んだ佑香里を黒服が抱える。
「さぁて、今回はどういうお仕置きでいきましょうか」
 会長が信者たちに問いかけた。信者たちは各々、頭の中で何がいいかを考えているようだ。
 しばらく考えた結果、今回は少し特殊な機械を使うことにした。会長に命じられてそれを黒服が差し出すと、男の一人がその小さな機械を摘まみ取って佑香里の股間に装着した。

「これを使うのは久々だな」
 その機械は小指くらいの大きさであり、形はキャップ状になっていてクリトリスにはめるようにして装着する。中には硬い毛先のブラシが入っていて、リモコン操作によってそれが回転する。どんな大きさのクリトリスにも使えるように、ブラシは伸びたり縮んだりすることができる。
「よしよし、これだけクリトリスが勃起していたらちゃんと装着できるな」
 取り付けるときには、キャップの中でクリトリスを根元で縛るように機械が動く。そうして機械が固定されれば引っ張っても取れない。
「装着完了だ。黒服、それではこの女が暴れないように押さえておいてくれ。体勢は四つん這いでいい。尻が突き出るようにな」

「あとは、さっきも使ったが、鞭でいいか」
「いいでしょう。鞭は罰の基本ですからね」
 方法が決まると、男が二人、佑香里の後ろで鞭を振りかぶった。
「それではいきますよ。せーの」
 パシィイイイイイイイイ――――ン!!
「あひぃいいいいいん!」
 ぐったりとしていた身体が急に飛び跳ねた。
「あ、あ……」
 驚いたような表情でキョロキョロとする佑香里。会長は四つん這いにさせられている前にしゃがみこみ、佑香里の髪をつかんで顔をあげさせた。

「おいおい、悪魔祓いの最中に失神するとはどういうことだ。我々は君のためにしてやってるんだぞ。しっかりしないか」
「え、あ……あ、ご、ごめんなしゃい……」
「悪魔祓いに耐えられないということは、それだけ悪魔が強力ということなんだ。もしも悪魔祓いの最中に君が何か粗相を起こしたときは、こうしてお仕置きを受けて反省をしてもらうことになっている」
「は、はい……」
「しかし、それが何回も続くようではもう我々と手にも負えない悪魔ということになる。もしくは、3日経ってもこんな風なことになるとすれば、これはもう強硬手段に打って出るしかない。少々荒っぽい治療になってしまう。それが嫌なら、もっと気合を入れて頑張ることだ」
「はい……ごめん、なさい……」
 相変わらず目は虚ろだった。薬はまだ十分効力を発揮している。

「それじゃあ、まずはお仕置きのスタンプをしようか」
「すた、んぷ……」
「そうだ。今まで何回お仕置きを受けたか、それを忘れないように君の身体に刻み込んでおくんだ。おい」
 黒服が無言で会長に近づき、小さなハンコのようなものを手渡した。
「見えるか。これがスタンプだ。ほら、表面が赤くなっているだろ。これは車についているシガーライターみたいなものでな、要するに焼き印だ」
「や、やき……いん……い、いやっ……」
 焼き印と言われて、佑香里は怯えて涙目になる。
「心配するな。今はあの注射のおかげで熱さなんてたいしたことはないさ。ほら、押すぞ。じっとしてろよ」
 そう言うと、会長は焼けたスタンプを佑香里の太ももの内側に押し当てた。ジュッっという音がして、かすかに焦げたような臭いがした。
「よーし、できた。綺麗についたな。それじゃあお仕置きに移ろうか」
 目をつぶって歯をくいしばっていたが、思っていたよりも熱さを感じず佑香里は拍子抜けしたような感じだった。目を開き、四つん這いのまま首を曲げて自分の太ももを見ると、円の中に「淫」という字が浮かび上がるように、皮膚が黒く焦げていた。

 その焼き印を見たときに、佑香里は自分の股間に小さな機械がぶらさがっているのに気が付いた。
「せ、せいじゃ、さま……」
「お、気が付いたか。それが貴様のお仕置き用の機械だ。何か悪いことをしたときは、それでお仕置きをするからな」
「は、はい……わるいいんまには、いっぱい、おしおきしてくだしゃい……」
 もう倒れることも暴れることもないだろうと判断し、黒服は佑香里の身体を離した。
「素直でいいぞ。それじゃあお仕置きの説明をしようか。まず、貴様のクリトリスについたブラシと、ケツにぶちこまれた尻尾のバイブを動かす。貴様はその刺激に耐えながら、イクことなくフェラチオをするんだ。分かったな、フェラチオをして射精をしてもらうまで、絶対にイクんじゃないぞ」
「わかりました……がまんして、おしゃぶりします……」
「なら、さっそくブラシとバイブのスイッチを入れようか。それっ」



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