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夜羽球の会
【調教 官能小説】

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頽落-5

◆◆◆

 どこからこの精力が湧いてくるのかは分からないが、もう二度射精している陰茎は、それでもなお元気が残っているようだった。確かにここ数日は自分で性欲処理も行っていなかったので、満タンまで性欲が溜まっていたのは分かるが、射精をした直後でもこれだけ硬度を保っていたのは初めてだった。自分で慰めていたときは、いつも射精とともに虚脱感が訪れていたのが、今はそれがまったくない。むしろ、このまま勢いでもう一戦いきたいという気持ちがタツミの頭を占めていた。
「ちゃんと言いつけ通り飲んで偉いぞ。優秀な肉奴隷にはご褒美をやらないとな」
 とにかく適当な言いぐさでご主人様としてのセリフを吐く。内心は自分がまだ続けたいという思いでいっぱいだった。
「はい、いっぱいご褒美ほしいです……」
 佑香里は感情が顔に出やすい。口元がにやけて嬉しそうにしている。この女もまだまだ元気はあり余っているようだった。

「ああ、いっぱいくれてやるよ。やっぱり犬も豚も体位は四つん這いだからな、佑香里も四つん這いで犯してやる」
 そう言いながら、タツミは床に座り込んでいる佑香里の手を引いてベッドに座らせた。そのまま膝を置く場所を決めると、佑香里はしっくりくる体勢を見つけて四つん這いになる。マシュマロのような尻が3D映画のように突き出してきた。汚い落書きがされている尻肉がぽっこりと盛り上がっていて、その間には肛門と女陰が縦に並んでいる。目で見てはっきりと分かるくらいに秘部は濡れていて。太ももまで汁が伝っている。
「いい格好だ。やっぱり佑香里には四つん這いが似合うな」
「うぅ……ご主人様ぁ、もうおまんこびしょびしょなんです……。焦らさないで早く入れてほしいです……」
 尻を優しく撫でていると、もどかしがって佑香里は尻を横に振り始めた。こんなふうにおねだりをされては、タツミものんびりしているつもりはなくなった。
「仕方ないな、淫乱女め。こんなに濡らしやがって。それじゃあ、入れる前に、と……」
 タツミは立ち上がって壁に立てかけてあった全身鏡を取り、ベッドの前に置く。
「い、いやぁ……こんなとこに鏡なんか置いたら……セックスしてるところ全部見えちゃう……。トロ顔見られちゃう……」
「そりゃあ、あの佑香里のトロ顔を見ないでセックスなんてできないからな。どうするかちゃんと覚えてるよな。しっかりハメ顔晒すんだぞ」
「分かりました……」
「じゃあそろそろ入れてやるか」
 後ろから四つん這いを見て、逆アーチ状にそれた背中にエロティシズムを感じた。本当に美しい造形をしていると思う。この身体を激しい衝動で痛めつけるのだ。そう思うと嫌が応にも全身に力がみなぎってくる。
 亀頭を割れ目にそっと添えると、きゅっとくびれた腰を両手でつかんで一気に腰を打ち付けた。

「あ、んんっ……」
 根元まですっぽり押し入れると、ぬるぬるとした温かい肉壁が締めるように絡みついてきた。鏡を見ると、途端に佑香里の顔がぐにゃりと歪むのが見えた。押し寄せる快感に耐えているような、本能の充足に喜んでいるような、はたまた性の暴力に犯されて泣いているような、色んな感情が入り混じった表情になっていく。
「ははっ、蕩けたな、顔」
「はい……蕩けちゃいました……。んっ、んれェ〜……」
 佑香里は鏡で自分の顔をチラチラと見ながら、口を開いて舌を出した。体育館で犯したときに言われた通りの表情だ。目を中心として眉と頬の筋肉が締まって、だらしなく開けた口から唾液で濡れた舌が垂れている。さっきまで犯していた口からニュルっとした舌が出てくるのを見て、タツミは背中がゾクゾクとした。
「メス犬めっ、そんなに嬉しいか。嬉しいならワンワン鳴いてみろっ、下品によがって鳴いてみろ!」
「わ、わうんっ! 嬉しいですわんっ! ご主人様のでっかいおちんぽ様で、佑香里のトロトロまんこ抉られて気持ち良いんですわんっ! わんっ、わんわん、わうぅ〜ん!」
 犬が遠吠えをするように、佑香里が吠える。恥を捨て去って犬になりきって、自分は今、一匹の獣なのだと言い聞かすように叫んだ。鳴き声をあげ終わると、また舌を垂らしてハァハァと息を荒げる。本物の犬のようだった。

「よーし、じゃあそのままおねだりしてみろ。今みたいに下品に言うんだぞ」
「わんっ! ご、ご主人様ぁ! 佑香里のメス犬まんこっ、もう熱くて焼けちゃいそうなんですわんっ! ご主人様のおちんぽ様で、いっぱいいっぱいほじくりまわして、このいやらしい発情まんこを鎮めてくださいわんっ! 突きまわして調教してくださいわんっ! わんっ!」
「そこまで言うなら犯してやるよ。佑香里も自分で尻を振るんだぞ」
「はいっ! 振りますわんっ!」
 タツミは身体を揺するようにして、あえて小刻みに腰を振り始めた。それに合わせて、佑香里は亀頭から根元まで大きく出し入れがされるように、大きく身体を前後に動かし始めた。速いテンポの振動を繰り返すタツミと、大きなリズムでピストンをする佑香里。まったく波長の違うその動きが、二重の刺激となってお互いの性器を唸らせた。
「どうだ、膣の奥まで届いてるんじゃないか」
「わううんっ、届いてます、わんっ! 奥の壁までコンコン叩かれて、おまんこきゅんきゅんしてますわんっ!」
 どんどん腰を振るスピードが速くなっていく。出し入れをするたびに汁がはじけ飛び、ベッドに敷いたタオルに飛沫が跡を作っている。
「ご主人様っ、叩いてっ! 佑香里のえっちなお尻叩いてくださいわんっ! いじめてくださいわんんっ!」
 今までタツミに命令されて動き続けていた佑香里が、自分から要求をしてきた。それだけ気分が乗っているということなのだろうか。とにかく、そう乞われては無視するわけにはいかない。腹がぶつかるたびにぷるぷると震える肉尻。佑香里の肉付きの良さを象徴するようなこの膨らみに、タツミは腕をしならせるようにして手を打ち付けた。


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