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鎖に繋いだ錠前、それを外す鍵
【フェチ/マニア 官能小説】

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鎖に繋いだ錠前、それを外す鍵 3.-15

「私も大好きになってる。んっ……、よ、陽太郎くんのこと……」
 陽太郎の指が濡れた入口を弄ってくれる度に、友梨乃も男茎を握りこみ、僅かにしごいていた。「い、いまは……、これくらいしか、できない、けど……。よ、陽太郎くんがそばにいてくれたら、きっと……。うあっ……、きっと、もっとできるようになるよ。……きっと、本当の、彼女になれるっ……」
「ううっ」
 友梨乃の言葉に陽太郎は何も考えられなくなるほど痺れが全身を駆け抜けていった。愛しい人の指が男茎を握って性感を煽ってきている。最早羞恥も道義もどうでもよくなってきて、この快楽に委ねてしまいたかった。
「あんっ……、ユ、ユリさんっ……、き、きもちいいっ……」
「んっ、私も……。すごく、気持ちいい」
 陽太郎は身を何度も捩りながら、友梨乃の内部をかき回し、女のような喘ぎ声を上げていた。
「で……、出るっ……」
「……ん、いいよ。出して、陽太郎くんもきもちよくなって」
「ユリ、さんっ……。ティッシュ……、はやくっ」
「だめ、離れたくない」
 友梨乃は陽太郎の腰に手繰られていたスカートの前を下ろし、布地の中に亀頭をくるみ強く握った。
「そ、そんなっ……、汚れる……!」
「……洗ってあげる。だいじょうぶ……」
 いつも自分を興奮に追いやっている衣服に包まれたまま、その中に射精する後ろめたさを想像した途端、陽太郎の根元から一気に劣情が沸騰してきた。腰がグイッと持ち上がる。狂ってしまいそうなほど頭の中が混乱して、
「出るっ……、はあっ……、あんっ……、お、犯して……、俺を、犯してください、ユリさんっ!」
 と心の赴くままに叫んでしまうと、友梨乃が唇を吸ったまま頷き、強く手首を上下させるから、陽太郎はスカートの布地に向かって思いっきり喘ぎながら堰を切って凶兆の溶け込んだ粘液を爆発させていった。





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