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ビッチ狩り
【レイプ 官能小説】

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吉川真利愛-2

 真利愛の学校の裏門から少し離れた場所に車を停める。そして覆面を被る竜彦。
 「伝説のレイパー、湯島武史も覆面を被る時にはワクワクしたんだろうな。」
ネットで知った一昔前の伝説のレイパー、湯島武史に憧れた故の覆面だ。竜彦はワクワクしながら覆面を被り車を降り歩き出した。裏門を見ると吉川真利愛が不安そうに立っているのが見えた。
 「相変わらずビッチなガキだ。フフフ」
髪は茶髪でシャツのボタンは2、3個外し短いスカート。いわゆるギャル系だ。紺ハイの上にルーズソックスを重ねて履いている。顔は少々きつめの美顔だ。ヤンキーによくいそうなタイプの女だった。竜彦の姿に気付くと落ちつかない様子を見せた。
 「つけろ。」
竜彦はアイマスクを渡した。震える手でアイマスクをうけとり顔に装着した 真利愛の肩を抱き車まで歩き助手席に乗せた。
 「こんなに稼げねぇ女だとは思わなかったぜ。」
そう言いながら手を後ろにして手錠をかけ車を走らせた。いつもこうして真利愛をラブホテルに連れ込んでいる。一度真利愛が男を呼び反撃しようとした事があった。しかし中学から大学まで柔道をしていた竜彦にあっけなく撃沈され、その罰としてヌードをネットにバラまかれた。顔にはモザイクがかけられてはいたが、自分の裸が永遠にネットの中に出回り続ける事を考えると怖くなり、以後竜彦には逆らわなくなった。半月ごとに30万を要求する電話が来る。真利愛は必死で金を作り渡している。真利愛は売春をして金を作っていた。1日3人と売春した日もあった。
 真利愛は出会い系サイトで釣った男と寝て、そしてホテルから出てきた所を彼氏であった柳川淳史に因縁をつけさせ金を脅し取る…、そのやり方で罠にはまった男から金を得ていた。遊ぶ金欲しさであった為、5万がいいところであったが、それが面白いように上手く行き味を占めてしまった。そんなある日、竜彦もその罠にかかり5万を脅し取られたのだ。しかし殆どの男が泣き寝入りするのに対し、ビッチ狩りに昂じている竜彦は当然泣き寝入りなどしない。逆に獲物を見つけ喜んだ。そして真利愛を調べビッチ狩りを始めたという訳だ。真利愛にとっては罠にはめた男の中の一人の誰かだとしか分からない。どの男に復讐されているのか分からない所が恐怖だった。
 ちなみに柳川淳史は現在入院中である。


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