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女になった由美子
【その他 官能小説】

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女になった由美子-9

11.
 由美子の肩に手で合図を送ると、由美子はを腰を浮かせて博と向き合った。片足に手をかけ持ち上げると、博は両膝をそろえて、腰を由美子の腿の下に滑り込ませた。

 由美子は両膝をシートについて、腰を浮かせている。博は腿の下に手を廻して、由美子の体重を支えてやる。

「僕の首に掴って」
 由美子は上体を博に被せると、首にすがり付いた。由美子の熱い息が耳元に吹き掛かる。
「博さん、この前のときはごめんなさい。私恐かったもんだから」
 由美子は、前回のデートで博を拒否したことを気にしていた。。

「いいんだよ、分かっているから。こうして愛し合える様になったんだから、もう何も言うことはないよ」
博は頬をずらして、由美子の唇を求めた。

 博は、由美子の内股に手を当てた。そこはほんのりと暖かく、しっとりと心地よい。徐々に手先を上げていくと、指先にサラサラと茂みが触れ、ポニョッと濡れた肉片を感ずる。

 博は、男根がきゅんっと緊張し、鈴口にジュワっと露の滲むのを意識した。
 由美子を支えている手のひらに、内股のほのぼのとした温もりを通して、体重がのしかかってくる。博の首に巻き付けた由美子の腕が、きゅっと締まる。

 由美子の成熟した女の質感を右手に感じながら、左の指先は、ぴらぴらと繊細な造形を愛撫する。
 ともすると、漏れ出す体液で滑らかになった割れ目に、指先が滑り込みそうになるのを、博はじっと我慢した。
(そこは主役の番だ・・)

 その主役は痛いほどに緊張して、先走り露を先端に滲ませて、震えている。

 由美子を離れた博の指先は、亀頭を探し当てると、指先で鈴口から流れる露を、亀頭から雁首にかけてまぶした。指先が雁首に触れると、亀頭は身震いをして、更に鈴口から液を滲ませた。

 博は胸が熱くなった。こんな好い女と結び合える。
「由美子さん、どんなに僕が君を愛しているか、君に分かるかい」
「嬉しいわ博さん。私もドンドン博さんが好きになって・・毎日毎日ドンドン好きになって・・恐いわ」

 博は雁首を摘まむと、由美子の割れ目に合わせた。
「ふうーーっ」

 鈴口が陰唇に触れると、由美子の熱い息が首筋に吹きかかる。

 亀頭はヒクヒクと頭を振りながら、空割れに割り込んで行く。
 鈴口が陰唇の粘膜に触れると、雁首の疼きがじゅわっと膨れる。
(今日は、早くいってしまいそう・・)

 指先で陰茎を摘まんで、亀頭で空割れの中をくちゅくちゅと擦る。
「ヒロシさんっ〜〜ああぁ〜ひろしさんぅ」

 由美子のうめきが耳元をくすぐる。由美子の体重が更に手のひらに圧し掛かって来る。
 
 鈴口を滑らせて、膣口にあてがう。
「入れるよ」
 由美子の頭がこくりとうなずく。

 男根に気を入れると同時に、由美子の腿を支えていた手を緩めた。
ヌルッ〜ヌルヌルッ〜ヌルヌルヌルッ〜

 亀頭から雁首、雁首から陰茎へと、身震いのするような疼きが移って行く。
「アアイイッ、由美子、凄くいいっ」

 由美子の腰が降りきる前に、博は待ちきれずに腰を下から突き上げた。



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