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アラフォー由美子の初体験
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アラフォー由美子の初体験-2

2.
 小野田 由美子39歳。
 東京の米国系コンピューター会社でシステム・エンジニアをしている。母一人娘一人の気楽な生活が、永いこと続いている。
 東京の経費高に音を上げた本社は、アジアの拠点をシドニーに移すべく、準備を進めていた。キャリアの由美子にも、シドニー転勤か退職かの選択が迫っていた。

 母一人子一人の母を、一人で日本に残して、シドニーに行く気にはなれない。母親の耀子は「外国暮らしもいいわねえ」と言ってくれるが、どこまで本気か分からない。とりあえず下見に一度シドニーへ連れて行く事で、会社の了解を取った。

 かつての上司で今はシドニーに居るデービッドに、英語のできない耀子の話し相手になってくれそうな日本人を探してもらった。デービッドは早速、液化ガス・オーストラリアのエンジニアの秋山博を紹介して来た。

 折り良く東京に出張してきた博に会った由美子は、すっかり心を奪われてしまった。話しでは60歳に達している筈の博は、少しも老いを感じさせない男だった。アメリカ人と日本人の良いところを併せ持った、和魂洋才と言った感じの素敵なオジサマだった。
(お母さんの話し相手なんて勿体ないわ。この人なら、私が抱かれてみたい)

 由美子は、今まで自分でも男嫌いなのかなと思うほど異性に関心がなかったのに、・・・。向かい合ってビールのグラス越しにじっと見詰められると、子宮がウズウズと蠢いた。
(この人の子供を産んでみたい)
 成熟した女が、漸く眠りから目覚めて来るのを、由美子は感じた。

 風呂場から羽織ってきたバスローブを脱いで、ベッドに潜り込む。
 ベッドランプを消すと、さっき別れたばかりの博の顔が、瞼の裏に浮かんでくる。
(秋山さんっ)

 湯上がりの温もりが、男の肌を感じさせる。
 腕をクロスして胸を抱きしめると、乳房が溢れる。
 すぼめた肩に頬を寄せると、博の面影が擦り寄ってくる。
(秋山さんっ)

 肩に唇を寄せて、吸いつく。舌を肌に滑らせると、脇毛が逆立つ。
 しっとりと熱気を帯びた胸から腹の起伏に沿って、手が滑り下りて行く。
 指先が恥毛をかき分ける。
(そう、そこよ)

 中指が、お小根の尾根を撫でる。
(気持ちいいわ)

 指先が伸びて、小根頭に届く。
(ううっ、博さんっ)

 親指と中指が、お小根を挟む。
クリッ、クリッ、クリッ、クリッ、クリッ、
 指先の動きにつれて、お小根はさらに固さを増し、小根頭が土筆ん坊になって包皮から突き出る。
(博さん、上になってっ)

 由美子は仰向けになると、枕を胸の上に抱き上げた。乳首に、枕カバーの木綿がザラザラとすれる。

 股を左右に開いて膝を引き上げると、股間が割れて、かすかに空気が流れこむ。中指が、小陰唇を押し分けて、空割れに滑り込む。
 小陰唇の両側から、人差し指と薬指が肉片を挟む。

 手のひらで、ヘアーの上から、ヴィーナスの丘を包む。
 手のひらが滑ると、中指の腹は小根頭をかすめて、指先が膣口に迫る。

 由美子は上下する指に、バルトリン腺から漏れてくる新たな滑りを感じた。

(今日は早くイッテしまいそう・・凄く好い気持ち・・身体中が疼いてくるわ)
 二度三度と、指先が空割れを往復すると、再び膣口の縁で止まる。
 指先が、穴の周りをヌルリと一回りする。
 括約筋が、ヒクッと震える。
(39歳で初交か)



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