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みだらな、あわだち
【OL/お姉さん 官能小説】

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みだらな、あわだち-2

また、クリトリスを舌でねぶり始めました。今度は途中でチュッチュと吸う(あくまでも軽く)こともします。レロレロ、チュッチュが延々と続き、わたくしが二度目のクリトリス逝きを果たしますと、佐藤は一度ベッドを降り、キッチンの冷蔵庫から缶ビールを持ってきてひと口、ふた口飲みます。そして、わたくしにビールを手渡しますと、八分勃ちのペニスにコンドームを装着しようとします。

「ちょっと待って。それ、普通のやつでしょうね?」

わたくしに詰問され、佐藤は顔を小刻みに縦に振ります。一度、「つぶつぶつき」のコンドームを使用され、快感を通り越して痛痒く、「こんなもの使うな!」と、わたくしに罵倒されたことのある佐藤です。……わたくしのアソコは、時として敏感肌になるものですから。

 さて、わたくしもビールを二、三口飲んでから、いざ、セックスです。
 佐藤はオーソドックスに正常位で挑んできます。普通サイズのペニスですから、スルンと入ってきます。といっても、わたくしのオマ○コが緩いわけではありません。前戯が十分で、アソコが程よく柔軟になっているからです。……でも、スルンはあんまりですわよね。……ニュルンと入ってきます。

 この佐藤、私と知り合って始めの頃は、挿入深度が一定の、一本調子のピストンしかしませんでした。ですから、わたくしが「Gスポットを攻めてみて」と言うと「それ、どこ?」と悩むので「膣の、もっと浅いところで腹側を攻めてみて」と指導。さらに、「子宮膣部を攻めてみて」と言うと「どこ? それ」と萎縮するので「とにかく目一杯入れて行き止まりを亀頭で小突いてみて」と教示。おかげで今は、少しは変化に富んだピストンをしてきます。
 そして、ペニスの往復運動が始まって五分ほど過ぎますと、

「あーーーーん。あーーーーん」

わたしの嬌声に粘りが生じてきます。ペニスを入れられて、すぐに甘い声は出ていたのですが、トーンは低いものでした。快感の上昇に伴って「あーーーん」に切なさが籠もるのです。ヴァギナからは女の白いもの(膣液と言うのかしら?)が出て、ペニスに太めのホワイトラインを二本付けています。それを確認すると、佐藤は体位を変えようとします。観ている人を飽きさせない気配りをするAV撮影ではないのですから、べつにここで体位を変えなくてもいいようなものですが、とにかく佐藤は、いったんここでバックから攻めようとします。

 ブブブッ……

 一度抜いたペニスを湿ったヴァギナに入れると、後背位の場合、卑猥な音の出ることがあります。佐藤はおおむね善人ですが、ひとつだけ悪癖があります。彼は、バックでする時の「ブブブッ」を聞くのが好きなのです。「興奮する」と言うのです。叱ったことがありますが、彼、この音を聞くのだけは節を曲げるつもりはなさそうです。

 ブブブッ……    ブブブッ……    ブブブッ……

何度も抜いては挿し、抜いては挿し、を繰り返します。バックの時、黒人が女の尻を平手で叩くのをネット上で観たことがありますが、あれをやられるよりはまだましだと、わたしはあきらめています……。そして「ブブブ聞き」を堪能した佐藤は、本格的な後背位に移ります。

 ジュボッ…、ジュボッ…、ジュボッ…、……ズ ブ リ…………、ジュボッ!

出し入れの音だけで彼の腰遣いが分かるかしら? 
 佐藤は三回速く入れ、四拍目はおもむろに……、そして五拍目はわたしの尻肉が揺れるほど強く突きます。この四拍目が、じらされる感じで乙な味……。もちろん、バックの突きかたはこのパターンだけではありません。わたしも教え、彼も密かに研究したのか、色々な腰遣いを駆使します。

 ズブッ…ズブッ…ズブッ…ズブッ…ズブッ…ズブッ…ズブッ…………ズブゥーッ! ズブゥーッ! ズブゥーッ!   ← これが七浅三深。

 ズムッ……ズムッ……ズムッ……ズポッ!………………ズムッ……ズムッ……ズムッ………………ズポッ!  ← これが三挿一抜。

 こうして、様々に突かれていると、わたしの感度もヒートアップ。

「あんっ……あんっ……あんっ……あんっ……あんっ……あんっ……」

喘ぎ声にも腹から出るような底深さが備わるの。

 ズンッ……ズンッ……ズンッ……ズンッ……ズンッ……ズンッ……ズンッ……ズンッ

 佐藤は延々突いてくる。彼のペニスは、ひと山いくらの品でしかないけれど、セックスの持続力は非凡。今までの男どもは、ほとんどが挿入後、十分もすれば「ああ……、で、出る!」となったけど、佐藤は朝の連続テレビ小説の放送時間(十五分)を過ぎても平然と腰を振っているし、有酸素運動の効果が現れ始める目安時間(二十分)を過ぎても泰然と肉茎を打ち込んでくるの。

 そういうふうに、じっくりと攻められると、あたしのヴァギナも十二分に血行がよくなり、感じ方も深くなる。溢れた白い膣液は魔羅による撹拌で泡だってしまっているわ。

「あんっ……だめぇっ……もっとぉ…………いやん…………あ、そこそこ!」

漏らす声も饒舌になる。

 パンッ  パンッ  パンッ  パンッ  パンッ  パンッ  パンッ  パンッ

 佐藤の下腹が、あたしの尻を激しく打ち、怒張が強く、強く、強く膣奥を撞くと、

「あめっ!!!!」

ダメと言ったつもりがそう叫んでしまい、あたしは激しくアクメに達する。尻が震え、腹が波打ち、四肢が突っ張る……。この、「膣逝き」は「クリトリス逝き」と違って味が濃い。余韻も長い。「芳醇」という言葉が合うのかも。


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