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夜羽球の会
【調教 官能小説】

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同化-2

 十分に膣の抱擁感を楽しんで、タツミは腰を動かし始めた。
「凄いな。動くとぐちゅぐちゅって音がして汁が弾けてるよ。聞こえるだろ?」
「いや、恥ずかしいです……そんな濡れ濡れになってるなんて」
 ヘコヘコと腰が動く。腰を浮かすようにしてペニスを少し抜いて、また奥まで入れ直す。一定のリズムで膣を緩やかにほぐしていく。
 この体位はほとんど体力も筋力も使わないんだな。楽でいいや。
 とりあえず、まずは佑香里の身体の柔らかさを感じながらセックスをしたい。密着感もさることながら、腰を振るたびに尻の膨らみに下腹部がぶつかることでその柔らかさを堪能できるのが良い。ふんわりとした肉丘については離れ、ついては離れ。蠢く下半身を陰で興奮させているのはこの尻であろう。

「おい、奴隷なんだからもっとご主人様を楽しませろよ。喘ぐばっかりじゃなくて、何か俺を興奮させるようなトークをするように心がけろ」
「は、はい……かしこまりました。えと、それじゃあ……んっ、この体位は良いですね」
 小さい喘ぎが入り込むものの、普通に話すことができるようなところを見ると、やはり「我慢できずに声が漏れちゃう〜」なんていう媚びるような展開は妄想だけのことなのだと実感する。それでも女が喘ぐというのは、男に気を遣った演技なのか、それとも声を意図的に出した方が気分が高まるからなのだろうか。
 どちらにせよ、甘ったるい喘ぎ声を聞くのもいいが、タツミは佑香里が普通の声でエッチなこと話すのが聞きたかった。
「良いって、どこがどう良いんだ? 具体的に言ってよ」
「何て言うか、こうやって床に押し付けられながら覆いかぶさられていると、うわぁ私犯されちゃってる、って感じがするんです……」
「犯されてる感じが強いのが良いのか。やっぱりドMだな」
「は、はい……マゾなんです、私」
 照れくさそうに言うのがかわいい。思わず腰の動きが速くなってしまう。

「そう言われると、なんか別の体位も試してみて良いところを探したくなったな」
「あんっ、どんな体位でも、構いませんよ? お好きに犯してください」
 あくまでも従順。男ウケをする肉体で、男ウケする顔で、男ウケする態度。これを前に男が張り切らないわけがない。タツミの肉棒はさらに硬度を増したような気がした。
「そうだな、佑香里がかわいいこと言うから、かわいい顔を見ながらやりたくなってきたな」
「えっ、あ、顔……ですか」
「そう、顔。どんな表情してるのかなって。どうかした?」
「い、いえ……何も」
 何かちょっと様子がおかしい。顔がどうかしたのだろうか。
 まぁ、何も気を遣うことなんかない。気になるのだったら、実際に顔を見てやればいいのだ。文句は言わないだろうし、言わせまい。
「それじゃあ、ぐるっと回って騎乗位にしよう。チンポは挿入したままでいたいから、うまく動いてくれ」
「はい……」

 目隠しをつけたままにも関わらず、佑香里はうまく動いてスムーズに体位を変える。タツミの方がどう動くべきか戸惑ったほどだ。
 今度はタツミが下になって、仰向けになる。その腰の部分に、ペニスを挿入した状態で佑香里が腰を下ろしている。
「脚は広げろ。チンポが入ってるところがよく見えるようにな」
 佑香里はちょっと間を置いて、ゆっくりと股を開いた。グロテスクな肉棒が深々と股の間に突き刺さっていた。
「さて、じゃあ佑香里の顔を見させてもらおうかな」
 タツミはそう言って、ゆっくり腰を動かしながら佑香里の目隠しを優しく外しとった。





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