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猫又彼女
【ラブコメ 官能小説】

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僕の猫又がかわいすぎる件について-2

夜中に目をさましたら、僕の隣で誰か寝てました。
穏やかな寝息と抱きつかれているので肌の感触がやけにくすぐったいのです。
僕も寝ぼけていましたから、その寝ていた人を抱き枕みたいに抱きついてまどろんでいたわけです。
すると、手首のあたりを何かがこちょこちょとあたってるのでさわってしまいました。
「ひゃっ、いきなりそこ?」
僕はその声ではっと目がさめました。
あわててベットから起きて部屋の電気をつけました。
黒髪のストレートのロングヘアーの卵顔、目元はすっきりと涼しげな色白な美人が、ベットで寝そべりまぶしいのか目を細めていました。
しっぽがありました。
僕はまたショックでした。
頭に獣耳がついていなかったからです。
なんで猫が人の姿で、僕のベットで裸でいるのか、わからないです。でも、僕はどきどきしながら猫の化けた体つきに見惚れてしまいました。
巨乳ではないです。でも、つるぺたでもないです。
むちむちでもないです。太股が少しむちっとしているぐらいで、少し華奢な感じもします。
「あんまし、じろじろ見るなっ」
ささっ、とタオルケットをかぶってしまいました。
残念。でも、タオルケットから根元から二又に分かれたしっぽが出ています。それと照れてもじもじしているのが、かわいいです。
僕はトランクスパンツを脱がされていて、ベットのはじに丸められているのを見つけました。
パンツをはいていないと落ちつかないので、とりあえずパンツをはきましたよ。
「ベットで寝たかったなら言えばよかったのに」
僕は電気を消して、ざぶとんを折りたたみ枕がわりにすると畳に寝そべりました。
胸がどきどきしてましたが、照れ隠しでベットに背中をむけてごろんと寝そべっていました。
しばらくそうしていると、猫女になった猫がベットからおりてきて、僕の背中にひっついてきました。
背中に乳房と乳首がおしつけられています。
寝れないんだが、僕はどうしたものかと思っていると猫女のちょっと冷たい手がパンツの中に入れられて、もぞもぞして勃起しているちんちんをつかんできました。これは大変なことになりました。
「おっ、こっちは素直だね、しっかりおっきくなってるねぇ」
ひんやりとした猫女の手の感触と、背中から伝わってくる猫女のとくんとくんとした鼓動に鼻血が出そうなくらい僕は興奮してしまいました。
猫女は親指野平で、僕のちんちんの先端をくにくにと円を描くように弄ります。
猫女は僕の耳をはむはむとしゃぶり始めています。
「耳は、ぁっああっ、やめ、あぁっ」
息が乱れてあえぐ僕を猫女は仰向けにして上にかぶさってきました。
思ったよりも軽いです。首すじを鎖骨まで舐められました。そのまま乳首をちゅばちゅぱ吸ったり、舌先でころころ舐め転がしてきます。
気持ちいいのと、起き上がろうとすると肩にすっと手を置かれて優しく押されて、そのまま猫女のやりたいように僕はさせていました。
猫女は僕の手の指までしゃぶって舐めました。
猫女の舌はざらざらしてなかったのです。猫の舌だからざらざらしていると思っていましたよ。でも、しっとりねっとりとしていました。
上半身を脇の下まで舐めまわされて僕がぐったりしながら、はぁはぁしてしまっていると猫女は僕のパンツを下ろそうとしてきます。
僕は思わずパンツをつかんで抵抗しました。
だって、女の人ではなく、猫ですよ。
体をすりすりされたり、乗っかられたり、なめられたりするのは、ぎりぎりあるかもしれません。グルーミングとかいうやつがありますよね。でも、ちんちんはやばいと思ったんです。
しばらく、パンツを下げようとしていた猫女でしたが手を離しました。
そして、僕の上に乗っかったまま、しくしく泣き出したんです。
僕が肩にふれると体をひねって逃げます。なにせ真っ暗ですし、泣いて拗ねられたことなどなかったので、僕は困ってしまいました。
でも、猫女は僕から離れないでそばでしくしくと泣いていて、涙がぽたぽた降ってきます。
パンツを脱がされないようにひっぱっていただけなのに、僕がいじわるなことをしたみたいな気がしてきてしまいました。
僕は困っていて、指先にふさふさというかふんわりと
いうか、猫女のしっぽが触れました。
そっと猫女のしっぽを撫で続けてみました。
「泣くのをやめて、少し話そう」
僕は必死です。一生懸命です。猫のご機嫌とりをしています。
「……うん」
小声ですが返事してもらって、ほっとしました。
「どうして僕とエッチしたいと思ったの?」
「パンツ一枚でまっくらにして寝てたら、待ってるのかなって思うでしょ?」
いや、猫が猫女に変化するとは思わないじゃないですか。夜這い待ちをしていると思われたらしいです。すると、悪いのは無防備すきて隙だらけの僕のほうなのでしょうか。
「本に出てくる女の人みたいに、ぷるっとした唇じゃないし、オッパイおっきくないし……」
「ん?」
「縛られて、よろこんじゃったりしないから、したくないのはわかるけど」
「そういうことじゃないんだけど」
見た目は僕のハートをわしづかみですよ。でも、猫とエッチしたら獣姦ですよ。
それにSM官能小説のヒロインと自分をくらべて、猫は魅力がないんじゃないのかと泣かれても、僕としては、なんて言ったらいいか困ってしまうわけです。
だって、猫はSM官能小説を完全にノンフィクションだと信じているわけですよ。
猫にドラえもんを読ましたりしたら、とてもおもしろいことになりそうだと思ってしまいました。
僕はわかりやすく説明しようと考えました。
部屋の電気をつけて、僕は文庫本を開きました。
「堪忍して、とか最近の女の人は言わないと思うんだよね。ほら、読んでみて」
タオルケットにくるまった猫女が、SM官能小説を朗読しました。






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