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陶然とした眩暈の果てに
【近親相姦 官能小説】

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自宅警備員-25

彼は描き上げたイラストがかなり良い感じだったので満足していた。
そろそろ苦痛の一家団欒の時刻だった。彼は深呼吸してから、下の階に降りていった。
「今日も仕事に行かなかったのか」
「明日の予約は入れてるよ」
「派遣会社なんかで食っていけると思ってるのか、派遣なんてすぐ契約切られて終わりだぞ」
ボクサーに叩かれる、ミットかサンドバックのようなものだ。一つ何かを答えれば数発は確実に打たれ、言い返さなければ一方的に叩かれるだけ。
親父の暴言はすぐに黙りこむと始まる。
舞はまだ二階にいた。
舞が彼と目が合うとすぐに目を反らした。
「いただきます」
早織と舞が食事を始める。
「そんなにオナニーばっかりしてるなら、結婚しろ」
「ごめん。早織さん、舞」
彼がめずらしく暴言の真っ最中に声を出した。早織と舞が彼の顔を見つめた。
親父の暴言が一瞬止まる。
威厳を維持するには息子を押さえ込んでおかないといけない、と本能的な危険を感じているのか、すぐにまた「悪いと思ってるなら仕事して金をためて出て行けよ。ダニみたいなもんだ。親のスネをかじって何年もいられると思うな」と始まった。
「ごちそうさま」
舞はあまり食べる方ではない。食器を流しに運び、手際よく洗うと、あとは食器棚に戻すだけの状態にして二階に上がって行った。

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舞と共有の秘密、の数字がわかっているなら
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