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磯崎若菜 13歳の迷宮
【レイプ 官能小説】

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凌辱の記憶-1

 バイト先のコンビニで偶然拾ったSDカード、休日の佐藤は繰り返しその画像を観ていた。
男の行為は少女に対する悪意に満ち、狡猾で合理的であるとさえも思えた。
少女の顔や結合部は写しつつも、自身は性器のみで極力写らない様に考えられている。

 2012年9月3日 月曜日
ファイルの中の画像は、かつて経験の無い衝撃と興奮をもたらしていた。
尋常では無い回数自らを慰める日々を繰り返す。
被写体少女のあどけない顔立ちと、羞恥に満ちた構図のアンバランスさがよりいっそうの興奮を誘う。
この時の佐藤はすでに、ファイルの少女に魅入られていたのかもしれない。
正確にはファイルの少女と男との関係に、魅入られていたのである。
バイトを終えると50枚ある画像を、繰り返しなめる様に見るのが佐藤の日課となっていた。
そして見ているうちに、画像の日付が2011年9月12日とほぼ一年経過している事に改めて気付く。

 仮にファイルの少女が当時高校1年生だとすれば、現在高校2年生で在学中である。
着用制服から通学高校を特定出来れば、当然少女の特定が可能となる。
(しかし特定してどうなる? どうする? どうできる?)
佐藤は自問自答を繰り返す。
今も何処かで少女が男に辱められ、抱かれているのかと思うといてもたってもいられなくなる。
その感情は美しい少女を玩び抱き続けているだろう男に対する嫉妬である。
男に嫉妬し羨ましくも妬ましく思う鬱積した日々が続く。
(自分も……、自分も、自分もこの男の様に少女を抱きたい。そして辱めてみたい)
画像の様に両脚を大きく拡げさせ、薄ピンク色の肉襞を押し拡げ覗き込み舌先を這わてみたい。

 嫉妬と妄想の想いは、日に日に膨らみ佐藤を異常な「行動」に駆り立てていく。
少女を探し出し、そして……
唯一の手掛かりは、少女の着用している制服。
少女が高校を卒業してしまえば、探し出す事は不可能になってしまう。
それまでに……
佐藤は手始めに県内高校ホームページ等から、女子生徒制服の照らし合わせを始める。
それで見つからなければ隣県に……


 この時すでに佐藤は精神的にも肉体的にも壊れていたのかもしれない。
佐藤は少女恋しさから今日までに尋常ならざる”精”を放っていた。

同時に佐藤は少女の捜索にも注力していた。
画像から得られる有力な情報は、少女が着用している制服と関係があると思われる風景画像数枚である。
ネットから各県の高校制服画像の検索と照らし合わせる作業を繰り返していた。
佐藤の考えではまず制服から高校を特定し、さらにその高校に足を運んで関係のある風景画像を照らし合わせる。
単調な作業ではあるが、異常な情念を持って佐藤は作業に望んでいた。

 12月10日 月曜日 雨
天候は思わしくなかたっが、佐藤はある高校の登校風景を遠目に観察していた。
(間違いない、この高校の制服に正門、それに校舎。ファイルの中にあったものと全て一致する)
SDファイルを拾ってから、4ヶ月弱、ついに佐藤信也の執念が”ファイルの中の少女”が通う高校を突き止める事になる。
(あとは、この少女を見つけられれば……)
佐藤の中では、少女を見つけ出した後のシナリオはすでに出来ていた。
単純明快、拾ったSDカードと引き換えに少女とのセックスを要求する。

 12月10日 月曜日 雨
SDカードを拾って4ヶ月弱。
ついに佐藤の執念が、この日実る事になる?
(間違いない、この正門に校舎、この高校だ)
佐藤は少女の着用していた制服から、この高校に見当を付けていた。
さらにSDカードファイル内にあった学校の校舎や、その正門付近と思われる画像も今日実際に足を運び確認する事で確信する事となる。
当初は無用とさえ思われた三つあるファイルの一つ目は、意外な形で役に立つ事となる。
佐藤信也が恋い焦がれた「ファイルの少女」はここにいるはずである。

 12月12日 水曜日 雨
この三日間、佐藤は異常な執念を持って登下校の生徒を確認した。
しかし「ファイルの少女」は見つける事は出来なかった。
確かに撮影日時が2011年9月12日と、すでに1年3ヶ月経過している。
考えられるのは当時高校3年生で、今年3月に卒業しているのか?
見た感じのあどけなさは1年生かとも思われたが……
それとも自分が見逃がしたのか、はたまた偶然この三日間が休みだったのか?
迷走する佐藤の思考回路。

 12月19日 水曜日 晴れ
一週間後、佐藤は危険を承知で学校関係者に接触を図る。
実在する○レビ局ADを装い、名刺までパソコンソフトで偽造し用意した。
接触を試みるのは、校内の事務系職員。
架空○レビ番組の事前取材である事を伝え、かなり私的に接触し謝礼をもって情報を得ようと試みる。
思いの外、事務系職員は情報提供に安易に応じた。
佐藤の用意した疑似シナリオを信じ込んだようである。

 しかし結果の方は振るわなかった。
少女の写真を確認した上で、「在校生徒においては該当者は居ない」と言うのが職員の答えであった。
職員の計らいで、前年度卒業生アルバムも確認する事が出来たが結果は同様であった。
ところが在校生に、微妙に似た雰囲気を持った少女を発見する事となる。
少女の名は磯崎汐莉。
もっとも似てると言っても、それかなり微妙な物であった。
しかしその容姿は、”ファイルの少女”に勝るとも劣らない愛らしさを持っている。
(この少女がファイルの少女と何らかの関係を持っているのか? それとも全くの他人なのか? )
手詰まり感が否めない佐藤は、一縷の望みを持って磯崎汐莉について調べ始める事になる。
そして数週の後、意外な真実を知る事となる。


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