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欲情淑女
【熟女/人妻 官能小説】

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マイと伸也-1

レイカは性友である、マイとクミコに伸也のことをメールで伝えた。3人はお互いのプレイ相手を共有しようという密約をしていたのである。この秘密の会の安全のためにクミコは抜け目が無かった。信頼できる探偵に3人が見つけた男のことをプロファイルさせていたのである。数日してレイカの言うとおり伸也に関しては普通のサラリーマンで“安全な人間”であることが分かったことがクミコから報告があった。
マイは大阪で伸也を味見することを欲した。そして、レイカとクミコに了承してもらい、レイカのほうからマイのことを伸也に伝え、ランデブーの運びとなったのである。

ここは大阪のミナミ、道頓堀や戎橋の喧騒から外れた大人のバーで19:00に落ち合う約束であった。伸也は5分前に店に入りカウンターの奥に座ってワインを注文した。程なくマイが晩秋にふさわしい薄手のコート姿で現れた。伸也は手を挙げて会釈した。

「はじめまして、伸也です。」
「マイです。よろしく。」

マイはコートを店の者に預けると同じ飲み物を注文して、すわった。

伸也は耳元で囁いた。

「写真よりずっとおきれいですね。」
「決まり文句みたいに言い馴れてますわね。」

「レイカさんから、“私よりきれいわよ。”お聞きしていたので楽しみにしていました。」
「本当、、、。伸也さんもすてきですわ、、、。」

伸也にはレイカとマイの情報しか伝えていなかった。久美子や乱交のことは今の時点では伏せておいた。

二人は趣味のこと仕事のこと、学生の頃などの話をして互いの雰囲気を感じあった。
1時間ほどして、、。

「あまり飲むとお勤めができなくなりそうなのでそろそろどうですか。」
と伸也が切り出した。


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