投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

吉原昼景色
【歴史物 官能小説】

吉原昼景色の最初へ 吉原昼景色 13 吉原昼景色 15 吉原昼景色の最後へ

第三話 深肛悦-4

「く…………。ああん」

異人の指が肛菊をいじり、抜き差しされるが、便は出ていない模様。霧舟が事前に汚物を掻き出し、肛交の準備を 滞りなく終えたようだった。

黒 い客は、ひとしきり指で肛門愛撫をしていたが、やがて、身振りで男根への口技を要求した。

「んぷっ…………」

七分ほど漲っていた黒魔羅を口にくわえた霧舟は、舌で鈴口を刺激し、亀頭冠を舐め回していたが、喉の奥に怒張 が押し込まれると、

「おぶっ…………」

苦しそうにむせた。が、やがて、こつをつかんだのか、肉茎の前で調子よく顔を前後させ始めた。異人は気持ちよ さそうに太い声を漏らす。霧橋花魁の時は口技の段階で精を放ってしまった黒い男だったが、今日はまだ堪えているようだった。

 やがて、霧舟が口の奉仕から解放されると、唾液で黒光りする肉の抜き身が娘の面前に現れた。完璧な張りを帯 びた九寸の業物である。霧舟はそれをうっとりと見つめた。そんな女をまた四つんばいにさせると、異人は一物をすぐには挿入せず、白い尻に びたんびたんと打ち付けてじらしていた。初めての登楼の時とは打って変わった余裕である。

 そして、おもむろに黒い陰茎の先端を霧舟の秘菊に押し当てると、交合を開始した。

「んっ……………………!」

娘が息を凝らす。ほぐされたはずの肛門が亀頭の圧力できしむ。異人は挿入を試みては撤退。それを三度ほど繰り 返していた。が、四度目の攻めで、ついに門は突破された。

「おああぁっ!」

思わず霧舟が声を上げる。それは苦痛の声音ではなく、腸の末端に瞬時に生じた快味により出たものだった。

異 人の腰がゆっくりと突き出され、ゆったりと引き戻される。張り詰めた陽物に肛内の肉が押し広げられる。

「んはっ。…………はっうううう〜〜〜ん」

魔羅はまだ三分の一しか入っていない。それでも霧舟はすでに鼻を鳴らしている。そして、徐々に深い埋没へ移行 する。

「ううう〜〜〜〜ん。…………はああ〜〜〜〜ん」

若い遊女の嬌声が艶を帯びる。

黒 い男はしばらく大様に腰を使っていたが、振りを急に速めたかと思うと、野太く唸って身体を軽く打ち震わせた。吐精したのだ。しかし、長茎 を抜くことなく、両手で霧舟の尻をつかんだまま腰の振りを再開した。娘の後孔からは精液が溢れ、垂れて、太腿を伝い落ちる。射精はしたも のの、男根の硬さはほぼ保たれているようで、締まる秘菊に鋭い突きを繰り返した。

「ああ〜〜ん。ああ〜〜ん。ああ〜〜ん。ああ〜〜ん」

繰り返される摩擦で、直腸の神経がどんどん敏感になってゆく。濃厚な甘さが霧舟の中で増してゆく。そして気が つくと、異人の長槍はすべてがずっぽりと肛門の中に没していた。

「ああ〜〜〜ん。ああ〜〜〜ん。ああ〜〜〜ん。ああ〜〜〜ん」

熱 い嬌声に混じり、黒い下腹部が霧舟の白い臀部に当たる音……肉と肉とのぶつかる音が聞こえていた。

そ んな後ろどりでの交接が延々と続いたが、急に霧舟があえぎの調子を変えた。そして、両腕を突っ張り、布団を握りしめた。


吉原昼景色の最初へ 吉原昼景色 13 吉原昼景色 15 吉原昼景色の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前