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堕落への道
【教師 官能小説】

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先輩-1

入学式の日、ユカリに声を掛けてきた先輩がいた。
中学の時のケイコ先輩だ。
ケイコ先輩の家はお金持ちでケイコ先輩自身頭もいいのだがなぜか?この学校をを選んで進学したのである。
ケイコ先輩の髪はロングでパーマを当て、色は金色に染められている。
耳にはいくつものピアスが開けられ、当然のようにドキツイ化粧をしている。眉毛は細く剃られており、唇は真っ黒に口紅が塗られている。
制服は上着は短く詰められているが、スカートは地面にとどくくらい長く、ハイヒールを履いている。
どうやらこの学校をシメテいるらしく、ケイコ先輩が口に煙草をくわえると周りの女が火をつけている。
小さいころからユカリとケイコは家が近かったせいか仲が良かったのである。

「ユカリー ひさしびりじゃねえか? なんでこの学校に来たんだい?」
「まあ、いいさ何かあったら言えよな」
そういうと昔と同じような笑顔でユカリに笑って見せた。

ケイコは頭がよく、また、喧嘩も強かった。そして警察沙汰になりそうになると親がことをもみ消していることを後になってユカリは知ったのである。

「ユカリも吸うか?」ケイコはそういうと煙草を差し出してくるがユカリはそれを断った。
「ま、いいさ いつでもなにかあったら来いよ 」そういうとケイコ先輩は校舎の中へと消えていった。

その、後姿をユカリは見送り、ユカリも教室へと急いだのである。



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