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キスマーク
【女性向け 官能小説】

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☆☆-3

「この前俺が抱いたとき、手放せないけど良いよなって
聞いたら、お前うんって言ったよな」

まぁ、言いそうになったね。

「それって付き合ってるって思っていいよな?」

少し考える。
この1週間考えていた事をもう一度考える。

「しずかのこと良く知らないし。
抱かれて、気持ち良くて。惚れそうになったけど。
正確にはまだ惚れてない。カッコいいとは思うけど
この年で、容姿で最終判断はしない」

というと、ゆっくりと足首から腿の方へ
ストッキングの上を手のひらでさすりだす。

「このまま惚れちまえ」
「無理」
「優しくしてやるから」
「無理」
「大事にしてやるから」
「無理」
「後悔させねェから」

「あのね。そもそも仕事中のクライアントとは恋愛したくないの」
「へ〜」
「仕事に支障が出るでしょ」
「へ〜」
「それじゃなくても、今度の合併は大きなものなんだよ?」
「まぁなぁ」

こっちの話を聞いてるんだか、聞いてないんだか。
ひたすら私のストッキングを両手でなでる。

「じゃぁ、なんで今日も着いてきたんだよ」
「うん。そこなんだけどね」
「あぁ」
「私もよくわからないんだよね。
確かに惚れてないんだけど、全く魅力を感じてないのかと言ったら
それは嘘になるのよね」
「へ〜」
「しずかのセックスはサイコーに気持ち良かった」
「セックスかよ」

そう苦笑いしながら私のブラを外す。



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