フロッケンベルクシリーズ 時系列年代表-3
Ｓ１４４０〜
人狼族長の五男に、ルーディ誕生。
バルシュミーデ公爵令嬢が死産。（表向き）
一族が絶え、公爵家の消失。初代の受けた呪いと噂が立ち、バルシュミーデ城は封鎖される。領地は王都に返還。
ヴェルナーの祖父、死去。ヴェルナーの父が戴冠するも、二年後に死去。
ヴェルナー１４歳。王立学院を退学し、正式に戴冠。ヘルマンを「叔父上」と呼び始める。
ルーディ７歳。フロッケンベルクの温室にてヴェルナーと出会う。
ヘルマンに弟子入り、錬金術師となるのを決意。
一ヵ月後。ヘルマン、シシリーナ国のカダムの元へ派遣される。
シシリーナでカダムの反乱。カダムが王となる。ヘルマンがホムンクルスを制作。東のサーフィ死亡。
半年後、シシリーナ王宮にて、サーフィ（ホムンクルス）誕生。
ヘルマン、カダムの依頼により、見張りの魔石を制作。
とある海辺の街にて、ラヴィ誕生。凶星の娘とお告げを受け、両親が離縁。ラヴィは親戚の家に預けられる。
ｓ１４５７〜１４７５
ビアンカがヴェルナーに献上される。 ルーディにより毒姫治療を受け、普通の身体に。
数ヵ月後。ロクサリス王および老師１０名、王子二人が死亡。（ヘルマン・アナスタシア・バーグレイ商会の暗躍により、大騒ぎは起きなかった。）
第一王女アナスタシアが５歳でロクサリス女王に戴冠。フロッケンベルクに賠償金と毒姫製造禁止の約束をする。
ビアンカの身元、本名が判明。エヴァ姫としてバルシュミーデ領を正式に継承し、ヴェルナーと結婚。
ラヴィ６歳。狼に襲われて頬に大怪我を負う。
サーフィ７歳。司祭に騙され死にかけるも、ヘルマンに救われる。
シシリーナ国のアルブレーヌ伯爵家に、銀鱗をもつ娘が生まれる。伯爵夫人は死亡し、娘のシルヴィアは塔で乳母に育てられる。
サーフィ１２歳。ヘルマンに、愛についての問う。質問の答えが出るまで一緒に居てもらうと約束。
数日後。ヘルマンが自分の怪我をサーフィに悲しまれ、困惑。
ルーディ２０歳。鎮静剤を完成させるも、ヴァリオによって裏切り者と一族を追われる。
失意の末、フロッケンベルクの密偵として、イスパニラ王都に赴く。
半月後。ヴァリオ率いる人狼部族とロクサリス以外の周辺国が、フロッケンベルクに総攻撃を開始。
姿なき軍師からの指示と、ロクサリスの支援を受けて、フロッケンベルクが勝利。ヴェルナーはヴァリオに一撃を加えるも、寸前で逃してしまう。
*この時、不利なフロッケンベルクに味方しようとするアナスタシア女王へ、家臣たちから猛反対が起きるが 「私は情で動いてはいない。フロッケンベルクへ恩を着せる好機を逃さないだけだ」 と女王の一喝で決定。
イシュターブル公国にて王弟が反乱を起こし、兄王一家を処刑。王子ファルザードだけが寸前で逃げのびる。
アイリーンは首領試験として、ファルザードの王位奪還の補佐を命じられるも、心の折れきった失意ぶりに、一度は本気で見捨てかけた。しかし紆余曲折の末に見直し、キアと名を偽り奮闘する彼と、互いに惹かれあう。
キアがファルザードとして王位を奪還した直後、アイリーンは妊娠を隠し彼の元を去ろうとするが、寸前で引き止められる。
自分は隊商を捨てられず、ファルザードも国を捨てられないと、苦渋の決断で彼のすぐ脇に矢を放ち、『腹の子の父親キア』は殺したと別れを告げる。
その翌年、バーグレイ商会初の女首領となり、チェスターを出産。以後、未亡人を自称する。
サーフィ１８歳。誕生日パーティーの直後、逃亡に失敗し、牢に入れられる。
ヘルマンの治療薬で完全体となり、バーグレイ商会に就職し国を去る。その際、シシリーナ王都の岩門がサーフィにより破壊された。
同日、カダム王が狂自殺。その後、王妃のソフィアが異例の戴冠。
ラヴィ１８歳。イスパニラ将軍との婚約が破綻。父と姉を殺害され、罪人として奴隷市場に売られる。
数週間後、ルーディが市場でラヴィを購入。
人狼の生き残りがイスパニラ王都へ潜伏。ルーディの兄ヴァリオがイスパニラ王弟へソフィア殺害をそそのかし、一族の暮らす土地を引き換えに購入。
人狼がバーグレイ商会を奇襲し、ラヴィにルーディが人狼とばれる。
ルーディとヴァリオが決闘。両者とも発作を起し、ヴァリオ死亡。ラヴィも大怪我を負う。
イスパニラ王が心神喪失し、リカルド王太子へ政権を渡し、事実上の引退をする。
リカルド新王が国内の安定を重視し、多数の植民地での実地調査と改革を表明。戦乱時代に終止符を打つ、大きな切欠となる。
サーフィ、ヘルマンを捕まえて結婚。子ヘルとヘルマンの再会。
サーフィがフロッケンベルク士官学校にて、非常勤講師となる。