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フロッケンベルクシリーズ 設定集
【ファンタジー その他小説】

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フロッケンベルクシリーズ 時系列年代表-2


【海底城消滅を0とした、新文明】

s0
約半月で、魔法文明期の住居や品物の大半が焼失・破損。
魔法使いは数百分の1まで減り、わずかな生き残りと庇護者が北へ逃げる。(フロッケンベルク・ロクサリスの設立者たちとなる)

s0〜100
イスパニラ、シシリーナ、ロクサリス、フロッケンベルクなど、多数の国が建立。
 以後、1000年以上も、大陸全土が何度も安定と戦乱を繰り返す。

? 悪魔ピアニストの片割れヘンゼル、死神から逃れるためにお菓子の家を作り、グレーテルの記憶を改竄し、閉じ込める。

s1300〜1325

 人狼の最盛期。満月決闘祭が盛んになる。
 イスパニラ獅子王が即位。隣国に攻め入り、領土拡大に全力を出す。
 フリッツ、ヘルマンの誕生。ヘルマンの母、死亡。
 ヘルマン生後10ヶ月。乳母が不気味な天才赤子ぶりに脅え、退職する。
 
 ヘルマン2歳。書庫を見つけ、そこで暮らし始める。世話係のメイドは日替わりで、いい加減な人物ばかりだったので、いなくなったのを誰も気に留めなかった。

 ヘルマン5歳。書庫の本を読みつくし、月光の魔法で自身の分身を作る。

 フリッツ、ヘルマン6歳。書庫でヘルマンが発見され、王宮で暮らし始める。
 一ヵ月後。ヘルマンの部屋に暗殺者が侵入。暗殺者死亡、ヘルマン全治5ヶ月の重傷。
 王は正妃を疑うが証拠はなく、妻のヒステリーに恐縮していたため、それ以上は追及しなかった。

 フリッツの病状が悪化。危篤状態になるが、ヘルマンが薬を作り看病し、回復。(特に好意ではなく、彼が死ぬと自分へ確実に王位が回ってくるから)

 正妃が王をそそのかし、ヘルマンへ数々の難問を出す。人狼の撃退や、流行り病の治療、炭鉱の整備などをこなす。

 ヘルマンが錬金術ギルドで製造される毒姫の、廃毒物問題を指摘。
毒喰いの蟲を作り、毒姫の製造中止と治療を父王に進言。聞き入れられるが、苦痛な治療を最後まで受け、完治できた毒姫は2割に満たなかった。


ヘルマン11歳。バルシュミーデ領に侵攻したロクサリス軍を撃退。
褒美に書庫を貰うも、王都に帰還した時にはすでに王妃により破壊されていた。
これにより、子ヘル一時消失。ヘルマンが荒んだ決定的瞬間。


 ヘルマン25歳。王妃に告訴される。(父王と兄王子への反逆容疑)
 裁判で王妃を逆に追い詰め死刑にしようかと、横領証拠などを集めたが、気が変わり、王妃へ自分が不死になったら、王宮を離れる手伝いをしろと、証拠を盾に賭けを強要。
氷の魔物を呼び出し、不死となる。(後々に気づくが、子ヘルの協力と犠牲によるものだった)

 王妃が身代わりの死体を用意し、表向きにはヘルマン・フロッケンベルク王子が、正式な死亡扱いとなる。
数日後。錬金術師ギルドに、ヘルマン・エーベルハルトが見習いとして登録。


s1330〜65

 フロッケンベルク14代目王の逝去。フリッツが15代目王に戴冠。

 フリッツの母死亡。死の間際に息子へ真相を話し、ヘルマンが生きていると教える。

 フロッケンベルクを未曾有の大吹雪が襲来。9ヶ月の積雪。盗賊や人狼の略奪が相次ぎ、国の倒壊が目前。
 ヘルマンがフリッツに改革案の手紙を渡す。

 フロッケンベルクのとある貴族家から、天下無双の魔獣殺しと言われる青年剣士が出現。周辺各国で多数の魔物退治をし、その賞金でバルシュミーデ領を買い取り、公爵家を新立。
 凄まじい勇猛ぶりは伝説となるも、真相は……
『ち〜が〜う〜! あれはヘルマンが全部やって、俺に英雄役を押し付けたの! 陛下も苦笑いで諦めてくれって言うし……もうヤダ!胃に穴があく!!』(*初代バルシュミーデ公爵の証言)

 国土売却による、国民の一時保護、教育の開始。派遣錬金術師、派遣傭兵団が作られる。

 イスパニラとシシリーナが30回目の戦。
派遣傭兵団により、シシリーナがイスパニラに初勝利。フロッケンベルク傭兵団と「姿なき軍師」の評判が広まる。

 フリッツ王が仕事の合間をぬって舞踏曲を作曲。(妃との間に王子と王女をもうける)
 
 フリッツ王が逝去。以後、国旗にウロボロスが付け加えられる。
 フリッツの息子に、ヘルマンからの手紙が届く。


 フロッケンベルクとシシリーナの合間で、多数の自治都市が活性化。二重都市の名が広まる。

s1366〜1430

 人狼たちに、発作が急激に広まる。フロッケンベルク軍により、3部族が壊滅させられる。人狼の数が激減。

 バーグレイ商会の首領(アイリーンの祖父)が東南の王家を見限る。旅路でヘルマンと出会い、紆余曲折の末、フロッケンベルク王家の密偵機関となる。

S1430〜

アイリーン誕生。(山間部にてヘルマンが緊急手術という難産)
ヴェルナー誕生。(両親の身分違い結婚に激怒した祖父を、アイリーンの祖父が羽交い絞めにして抑えた)


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