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少女剣客琴音
【歴史物 官能小説】

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同衾始末-3

そうして2人とも湯に別々に入って肌襦袢だけになる床を用意している奥の間に入った。
松蔵は予め褌は外してある。
琴音は枕絵を手にして松蔵に見せた。
「どの絵も恥ずかしき姿なれど、強いて申せばこの形にて行っていただきたい」
それは琴音が仰向けになり松蔵がうつ伏せになって被さる、いわゆる正常位の形だった。
そうして琴音は先に仰向けに寝た。松蔵がその裾を手で開いた。
琴音は目を閉じた。女の芯に触れられた気がしたが、一向に膣(なか)に入って来る様子はない。
なにやら松蔵がもたもたしている。
琴音は目を開けて見ると、松蔵が一物を扱いている。
「どうなされたのですか? 何か不具合でも」
「拙者の道具がまだ柔らかくて、琴音殿の鞘に納まらないのでござる。
固く長くならないと入らないと思うのであるが、何故か焦れば焦るほど柔らかくなってしまうのだ」
琴音も自分の股間に手を当てた。
「私も鞘のところが乾いていて、このまま入れられても入りづらい気が致します。
2人ともまだ準備が足りないのでは」
「と申されると?」
「兄弟子……いつものように内腿を揉んで頂けないでしょうか。そうすれば松蔵殿のお道具もいつも固くなっておりましたゆえ。
私の方もきっと今よりは受け入れやすくなると思います」
松蔵はいつもあのときは股間が高まっていたのだが、それを琴音が気づいていたと初めて知って顔が赤くなった。
それで思い切り琴音の股を大きく開いて内腿の筋を弾き始めた。
「ああ、こんなに開いて。女の芯が剥き出しになって恥ずかしい」
「でも琴音殿がそうせよと。今さら言っても止まりませぬ」
そう言いながら続けていると琴音の秘裂からとろりとした汁が湧き出て来た。
それを見て松蔵の股間もむくむくと鎌首をもたげてきたのだ。
松蔵は既に前を捲くっているので、その様子を琴音も見ていた。
「兄弟子、今お道具が立派な形になって来ました」
「まだまだでござる。もう少し固くならないと、差し込むのは無理でござる。
ところでここはどうなっておるのやら」
そう言うと松蔵は内腿の筋を揉みながらもう一つの手で指先を2本出して秘裂を開いてみた。
「どこが入り口やらはっきり分からぬ。この汁が出ているところに穴らしきものがかすかに見えるがいくらなんでも小さ過ぎる気が致す。」
そう言って膣の入り口を指先でちょんちょんと触った。
「兄弟子、いや松蔵殿。そこに間違いないと思いまする。」
「さようか……では当てがってみるゆえ」
「お待ち下され……間違いないとは思うのですが。母を幼い頃に亡くした為にそのことは詳しくは知りませぬ。
習いたくとも習えなかったのです。
ですからそっと慎重になさってくだされ。乱暴はいけませぬ」
「分かり申した。されば……うっ」
「あっ」
琴音は必死になって松蔵の目を見つめて耐える。松蔵も目を逸らさず少しずつ腰を入れる。
琴音は目を瞑らず歯を食いしばって喉の奥から搾り出すような声を漏らした。
「あ゛あ゛ぁぁ……大丈夫です。なんともありませぬ。入っております」
「どうやら奥まで入ったようだ。だが子種がまだ出ておらぬ」
「そうなのですか? 如何致しましょう」
「文字通り肌を合わせればなんとかなるのではないだろうか。御免」
松蔵は肌襦袢を脱ぎ捨てると裸になり、琴音の帯紐も解いて胸を開いた。
「あっ、ここも見せるのですか」
一瞬琴音は胸を隠したが、後から松蔵の目を見ながらゆっくりと手を避けて行った。
「女人の乳房がこんなに綺麗なものだとは……手で触っても良いか」
「子種を出すのに必要ならば構いません。お互い遠慮はよしましょう、もう既に夫婦になったも同然なのですから」
そう言いながら琴音は手を伸ばして松蔵の胸板を撫で回した。
松蔵はそっと乳房を両手で包み込むようにして掴むと愛しそうに撫で回した。
「そのように優しく撫で回されると胸の奥が何故か痛くなって来る。
子種が出たら2人の子が生まれる。できれば男(おのこ)も女子も生まれれば良いのに」
「ああ、駄目だ。琴音殿」
「如何致したのです、松蔵殿」
「拙者のあそこがむずむずして子種を出したがっておる。良いか、少し動かすが良いか」
「子種が出るのなら構いませぬ。どうか気兼ねせずになさりませ。あっ……」
松蔵はだんだん激しく腰を動かし始めた。息を荒く弾ませ、琴音の股を大きく開かせて貫けとばかりに腰を打ちつける。
琴音は歯を食いしばり必死に耐える。まだ女の喜びは分からない。こんなものだと思い必死に耐えている。
だがときどき背筋をぞくぞくと何かが登って来る。殆ど痛みが主ではあるが、何か快楽に似たものがちらちらと顔を覗かせる。
それはほんのかすかなもので、大抵は気づかないものだが琴音にはそれが感じた。
その感触を助ける為に琴音は自分乳房を片手で触り、もう片手で鞘豆を触った。
そして痛みともよがりともつかぬ声を微かに漏らした。
そのとき唸るようにして松蔵が琴音の膣(なか)に子種を放出した。
「こ……子種が出たでござる、琴音殿」
「今しばらく、そのままでいて下さらぬか、兄弟子」
「兄弟子はおやめ下され。妹弟子に不埒なことをしているような気になりまする。」
「では松蔵殿、子種が外に零れぬよう。しばらく蓋をしててくだされ」  
 


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