投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

アゲハ
【その他 官能小説】

アゲハの最初へ アゲハ 0 アゲハ 2 アゲハの最後へ

アゲハ-1

『いやぁ!止めて――!』
別に本当に嫌な訳じゃない。
「うるせぇな、静かにしてろ!」
あたしの拒みを本気にした男が怒鳴る。
今あたしは嫌々ながらも犯され感じてしまう普通の女の様な振りをしていればいい。
あたしはドラッグディーラー、こいつは客。
こいつは普段から覚醒剤、SPEED、トップ、ありとあらゆるドラッグを買いあさるが、そのドラッグは自分では使わずに女を犯す為だけに使う汚いやつ。
ドラッグなんかにはまるヤツは弱いヤツだ、自分はドラッグの恐さを知っていからやらない、などといつも強がってはいるが、本当にドラッグの恐さを知っているのは実際にドラッグに堕ちた事のある者だけ。ただ単にこいつはドラッグを試す事も出来ない臆病者。
最近は金のまわりが悪いようでドラッグを仕入れる金が惜しいのか、あたしを犯し無理矢理ドラッグを奪おうというのだろう。
だかやはりこいつは臆病者だ。本気で奪う気ならば犯すことも無くあたしを殺す事を選ぶだろう。

わたしの中を無理矢理を押し開き、男根をねじこもうとする客は随分と興奮した様子で息を荒げている。
こいつがあたしを殺そうと考えない限り必ず何処かにが生じるであろう隙をあたしは狙っていた。
濡れてもいないあたしのなかに自分自身を挿入し終えると客は満足気に笑い
「どうだ、デカイだろう??」
と尋ねる。あたしは必死に拒む仕草を見せ、首を大きく横に振る。女自身の防衛本能からか次第にあたしのなかも濡れ始める。それを勘違いした客は
「なんだよ。嫌がりながら濡れてんじゃねえか」
そう言い放つと腰を振り始め、自分自身から全身へと伝わる快感をむさぼり喰う。
「女のくせに薬売りなんかしてっからこんな目に遭うんだよ!お前をたっぷり犯した後は残り薬もお前の今日のあがりも俺が貰ってやるからさっさとこんな仕事辞めてソープの勤め先探すんだな!!」
『あっ、あぁ、んっいやぁ、やめて―!』
あたしはあえぎ声をあげながら微かな怒りを覚える。
―お前がそんな事を言っていられるのも後わずか、せいぜいほざくがいい―
客はあたしの脚にかかったままだったジーンズを投げ捨て脚を大きく開く。
「ほらほら!おまえのマ〇コがずっぽり俺のチ〇コくわえて喜んでるのが見えるぞ!!早く精子を下さいってよ!たっぷり中に注いでやるからな。」
あたしはドラッグディーラーなんて事をしているため危険な目に遭うことも珍しくない。だが女という事が、命が脅かされる危険よりも、今回の様な性的暴行による危険を増やしていた。それに、生きるために女の体を使う事だって少なくはない。その度に孕み、堕胎していたのではキリがない。だから普段からピルは欠かしていなかった。




あたしがドラッグディーラーになったのはある男に出会ったからだ。
15の時、金も、家族も、家も、名前さえ無かったあたしはこの街でドラッグを捌く莢<キョウ>という男に拾われた。
あたしに《アゲハ》と言う名と、部屋と、少しの愛を与え、たまにやって来ては好きな様にあたしを抱く。あたしがドラッグを知ったのはこの時だった。
莢はあたしに様々ななドラッグを使い犯す。それは1つ1つのドラッグの効果、特徴、中毒性、全てをあたしの体に教え込む為に。

莢はあたしの服を総て引き剥がすと脚を開かせクリ〇リスに口を寄せる。
わざと歯を立て扱き、ちぎれてしまうのではないかという程強く吸う。
そしてわざと傷を付けたクリ〇リスに錠剤のSPEEDを1錠押し付ける。
莢の唾液と自分の愛液により充分に濡れたそこはみるみる錠剤を溶かし、SPEEDは体内へと吸収される。


アゲハの最初へ アゲハ 0 アゲハ 2 アゲハの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前