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LADY GUN
【推理 推理小説】

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田口徹-7

 翌朝、静香と俊介が部屋を出た後、大胆にも静香の部屋の鍵を開け堂々と侵入した田口。
 「朝からフェラチオかよ…。あの彼氏も好きモノだねぇ。」
つい先程、車の中で映像で精子を飲む静香を確認した。
 「朝からゴックンしてるような刑事に捕まるかっつーの!ハハハ」
笑い飛ばす田口。すぐに笑顔は消えた。
 「湯島さんも美山静香ってゆー刑事や瀬川涼子ってゆー刑事をレイプする前は部屋に忍び込んで志気を高めたっつーし、それは見習わなきゃね。」
静香の部屋をグルッと見渡す田口。まず2人が熱いセックスを行ったベッドへ寄る。
 「まだ温かいや。フフフ、でも彼氏の温もりだったらキモチワリーな…。うわっ、シーツに精子がついてる!!危なく触るところだったぜ…。」
危機一髪難を逃れため息をつく。
 「まずは下着だよな、下着!」
田口はタンスを開ける。
 「おっ、新入荷あんじゃん!おっと、黒ピンクの豹柄かよ!スケスケの黒も!これ、シルクか?肌触りサイコー!」
前に侵入した時にはなかった下着に興奮する。
 「彼氏の趣味か?エッロいなぁ。」
田口は迷わずペニスに巻きつけ次々としごいて行く。
 「興奮するぜ!」
滲んだ先汁を静香のパンティで拭き取る。射精寸前で止め、バスルームへ行った。迷わずランドリーボックスを漁る。
 「お宝の山…!」
そこには静香の着用済みの下着や服が入っていた。パンティが5枚あると言う事は暫く洗濯をしていないと言う事だ。まずは一番奥の白のパンティから広げる。
 「超シミ付じゃん!…で、でも…臭っせぇぇ!!おえっ…!こ、こりゃ無理…!いくらクサマン好きな俺でもちょっと…。」
残り1枚まで無理だった。取りあえず写真を撮った。結局一番新しいパンティを広げる。
 「おっ!まだ湿ってる…!てか、このネットリ液…。さっきチンポしゃぶりながら濡らしたんだな!脱ぎたてじゃん!これは…」
股間部の匂いを嗅ぐ。
 「まともなマンコの匂いだ!夜に替えて、朝シャワーした時に脱いだんだな!?う〜ん、フレッシュ!」
田口はネットリ液のついた部分をペロペロと舐める。
 「マン汁味だっ!搾りたての皆川静香の愛液の味か…!ウマっっ!」
砂漠で水分に餓えている人間のように吸い尽くす。
 「たまんねぇ…」
田口はそのパンティを鼻につけ、部屋に戻り黒のスケスケのパンティをペニスに巻きつけしごく。
 「やっべぇっ!超興奮する!」
ひたすらしごくとすぐに射精してしまう。
 「うっ!!」
精子はシーツの上になされた。息を切らしながら最高のオナニーの余韻に浸る。
 「どーせシミだらけのシーツ、わからねーだろ。」
田口は洗面所に行き静香の歯ブラシを持ってきた。
 「また俺の精子でよーく歯を磨けよな、静香…!グフフ!」
そう笑っ瞬間、鏡を見た。
 「…俺…、キモッ!!」
自分の行為を振り返り恥ずかしくなった。
 「そーいや湯島さんが性癖の行き着く先は使用済み下着だって言ってたよな。こういう事か…」
馬鹿になった自分でその意味を知る。
田口は神と呼ばれた湯島の価値観を理解でき嬉しくなる。そして静香の黒ピンク豹柄のパンティを盗んで部屋を後にした。


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