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傍らに咲く花
【同性愛♀ 官能小説】

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ガールズトークは過激過ぎ!?-5

確かに明るいとこで小夜の身体の隅々まで見たい気持ちはある。


でもそれは、全てを知りたくて、自分だけのものにしたいからであって、これは男なら誰しもそう思う感情ではないのか?


でも、こうして相談しているのを目の当たりにすれば、果たして自分のしたことが、やってもよかったことなのか(未遂だけど)と、不安になってきた。


「うーん、あたしの場合は昼間にしかヤったことないから、逆に暗いとこでって方が少ないなあ。あ、高校生の時の話なんですけどね。ホラ、高校生の頃って外泊禁止だったから」


「そ、そうなんだ。じゃあ、放課後にホテルとか行ってたの?」


「ラブホなんてめったなことがない限り行きませんよぉ。お金かかるし。大抵はどっちかの家でエッチって流れでしたね」


「え? じゃあシャワーとかはどうしてたの? やっぱりこっそり借りたり……?」


「そんなん借りたりしませんよ。いつ家族が帰ってくるのかわからないのに。部屋入ったら速攻エッチです」


高校生の性事情。俺もそういう経験があったから懐かしく思えた。


あっけらかんと話す松本と違って、真っ赤な顔で話を聞く小夜。


でも、やけに真剣に松本の言葉を聞いていた。


何度か口をパクパクさせては押し黙るを繰り返していた小夜だったが、やがて何かを決意したのか、軽く頷いてから口を開くのが見えた。


「あ、あの、里穂ちゃん」


「何ですか?」


「それじゃ、里穂ちゃんは明るいとこでのエッチも、シャワー浴びないでのエッチも経験があるってことだよね?」


「ん、そう……なりますね」


松本の答えを聞いた小夜は、三角座りからベッドに膝を下ろすと、やけに神妙な顔して彼女に向き直った。


「あ、の……翔平にいつまでも好きでいてもらいたいから、エッチもなるべく応えたいとは思ってるんだけど……。翔平と明るいとこでエッチした時に……身体……っていうかアソコを見られて嫌われちゃうんじゃないかって思うとなかなかそうもできなくて……」


「うん、うん」


「その……あたしのアソコって……形も色も変かもしれないし、……人より、け、毛深い気がして……」


「なるほど」


「そ、それにただでさえニオイの気になる場所なのに、シャワー浴びないでエッチなんて、とても……」


小夜はやっとの思いでそこまで言うと、恥ずかしさのあまり両手を顔で覆った。



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