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Twin's Story 外伝「Hot Chocolate Time 2」〜男の矜持タイム
【OL/お姉さん 官能小説】

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修平の矜持-2

 修平のアパートは決して新しいとは言えない建物だった。

「何か、いつもより片づいてるね。修平、掃除したんだ」
「ったりめえだろ。彼女を泊めるんだ。それが男の、」
「矜恃ってもんだ、でしょ?」
「そ、そうだ」修平はばつが悪そうに頭を掻いた。

「『矜恃』なんて難しい言葉、どこで覚えたの?」
「最近な。教育学の授業で出てきたんだ。ちょっとかっこいいから俺、マスターした」
「へえ。感心じゃん」夏輝は笑った。

 修平はコンビニの袋からさっき買った特製冷やし中華を取り出して小さなテーブルに置いた。
「よし、食え、夏輝」
「え? あんたが食べるんじゃなかったの?」
「丼二杯も食って、さらに腹に入るわけねえだろ。いいから食えよ。おまえの好物だろ、それ」

 しばらく修平の顔を見つめた後、夏輝は数回瞬きをして小さな声で言った。「ありがとう、修平。いただきます」



 夏輝は静かに手を合わせて割り箸を二つに割った。

 修平は食べ始めた夏輝の横顔をしばらくじっと見つめた後、立ち上がって食器棚からコップを二つ取り出してテーブルに置いた。そして買ってきたジンジャーエールを注いだ。

「やっと効いてきたな、エアコン。どうにか涼しくなったな」修平は呟いた。


「先にシャワーいいぞ」夏輝が食べ終わった容器を元の袋に入れながら修平が言った。
「修平……」夏輝は物言いたげな目で修平を見た。その瞳にはうっすらと涙が浮かんでいた。
「ほら、入っちまいな。俺も汗かいてんだ」
「う、うん……」

 夏輝はバッグから着替えを取り出して、狭いバスルームに入っていった。


 夏輝の後にシャワーを浴びた修平が、ボクサーショーツ一枚でタオルで髪を拭きながらバスルームから出てきた時、同じように下着だけの姿の夏輝が出し抜けに彼にしがみついた。
「修平! 修平修平修平!」
「な、夏輝?!」
「抱いて! 修平、あたし、もう我慢の限界」

 修平は夏輝の身体を抱き返し、そのまま一人用のベッドに倒れ込んだ。

 ベッドに横たわった夏輝は焦ったように自分でブラのホックを外した。そして修平の頭を抱えて自分の胸に顔を押し当てた。
 むぐ……。修平は小さく呻いてそのまま再びゆっくりと夏輝の背中に腕を回し、静かに力を込めて抱きしめながらその乳首に舌を這わせた。
「あ、ああん……」

 夏輝の息はすでに荒くなっていた。

 修平は身体を一度起こして下になった夏輝の身体を愛しそうに眺めた後、彼女の頬をそっと両手で三度撫でてから、ゆっくりと唇を彼女のそれに触れさせた。

 今まで修平が夏輝に一度もしたことのない、甘く柔らかなキスだった。
 夏輝は目を潤ませた。

「夏輝……」
「修平……」
「好きだ、夏輝……」

 修平は長く、壊れ物を扱うように夏輝の唇を吸い、舐めた。夏輝の身体の中で熱い流れが渦巻き始めた。



 修平の手が夏輝のショーツにかかり、ゆっくりと脱がされた。修平も自分の下着を脱ぎ去った。そして夏輝の身体を包み込むように抱いた。

「ああ……修平……」

 修平はまたついばむように夏輝の唇を吸った後、舌を滑らせ、首筋、鎖骨、乳房へと移動させた。そして左手で夏輝の右の乳房をさすりながら左の乳首を舐め上げた。
「修平……あああ……」


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