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Twin's Story 外伝「Hot Chocolate Time 2」〜男の矜持タイム
【OL/お姉さん 官能小説】

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揺れる気持ち-3

「日向巡査、日向巡査!」
 はっとして目を開けた夏輝は、目の前に心配そうに自分の顔をのぞき込んでいる秋月の顔があるのに気づいた。
 夏輝は口元から垂れていた自分の唾液を慌てて指で拭った。

「こんなに汗をかいて……。ごめんなさい、エアコン、もっと強くしとけばよかったですね」
 秋月は申し訳なさそうに微笑んだ。
「えっ?」夏輝はきょろきょろとあたりを見回した。

 秋月の制服も、夏輝自身のそれも乱れていなかった。

「なんだかうなされてましたよ、日向巡査。悪い夢でも?」

 夏輝は豪快に赤面して秋月から顔を背けた。「え、ええ……。ちょっと……」



 秋月はハンドルを握り直して、パトカーを再びゆっくりと発進させた。そして明るい声で唐突に言った。「日向巡査は何が好きですか? 食べるもの」
「えっ?」
「今夜、ごちそうしてあげましょう。貴女の気持ちを落ち着かせるために。だめですか?」
「え? い、いいんですか?」
「僕も貴女の指導員として、ちょっと責任を感じるし。あ、決して下心があるわけじゃありませんから」秋月は頭を掻いた。
「う、うれしいです。巡査長」夏輝の身体が、また熱を帯び始めた。


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