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煌めきのした
【OL/お姉さん 官能小説】

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煌めきのした-5

ちょっと抵抗をおぼえたけど、私は彼が眺めたそれを確認してみたいと思った。
ほとんど自虐の行為に近い。

ベッドの上に腰を下ろし化粧箱に鏡をもたげかけて、その前にすっぽりと脱ぎ捨てた股間を拡げてみる。
蛍光灯の明かりは陰をつくり、よく見えないのでクッションをお尻の下に敷いて上向きにする。
陰毛は濃くてまばらにもずっと下の方まで茂り、両側から恥肉を包むふっくらとした盛り上がりはポツポツと粗い肌を晒け出している。
アケビだかザクロだか、こんな果実をふと思い浮かべる。

お尻の穴まで丸出しにして、こんなものを彼は愛してくれたのだ。
丸く膨らんで包皮から顔を覗かせた突起を擦りながら中指の先で淫靡な口膣を弄れば、そこはすぐにぬめりを呼びおこし指先をもっと奥まで誘う。
卑猥な果実の向こう側にはそこに目を凝らす私の顔が乳房の膨らみの間から少し覗く。
私はいつもどんな顔をしているのだろうか?
どんな表情が彼を興奮させているのだろうか?

不思議なことに私はそれを知らない。

もっといやらしい事をされてみたい。
お尻の穴を弄られたり、恥ずかしい器具でもてあそばれたりしてみたくもなる。

ひとりでいる時のほうがもっといやらしくなれた。
心のどこかで奥さんよりも、もっと激しく愛してもらいたかったのかも知れない。

アソコを弄りながら、妄想の中でうんと彼にいやらしい事をさせた。
いくらかは現実の記憶が入り混じって、妙なリアルを感じるけど私は本当だったらできないような事をなるべく頭に描くのだった。

それは寂しい気持ちに変わりはないのだろうけど、彼は私のアソコを思いのままにしながらその反応を眺めて愉しむ事を除けばいたって真面目で優しく愛してくれる。
それに私はいつも満足しているのだけど、誰にも言えないような恥ずかしい事をふたりだけの秘密にしたいような願望はいつも持ち続けていた。
気持ちの中でオナニーとセックスは別のものでありたかったのだ。

思わず力を込めた指先で乳首を摘みあげる。歯を立てられるのが好きなのだ。
少し痛くてゾクゾクするような甘さが体の芯から震えを掻き立てる。

私はイクと決まって両脚をピンと伸ばしてしまう。
なぜかそんなクセがあって、彼にはそれが満足した合図のようなものになる。
その後は優しいキスをくれるのだ。

自分で自分のオナニーを眺めてなにが興奮するものかわからないけど、とりあえず気持ちはすっきりした。
あとはお風呂にゆっくり浸かって眠ってしまうのだ


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