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罪のない国
【鬼畜 官能小説】

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花屋 華子-2

「俺を殺すのか?」

ストーカーは余裕そうな表情だ

何かある…

「ダメよっ…逃げてっ!」

私の勘が危険だと言っている

「大丈夫、今助けるから」

彼はストーカーに向かい走り出した



パァン

乾いた音が響き

彼は胸を押さえ倒れた

ストーカーの手には銃


撃たれた…

と気づいた時には遅かった

彼は私に手を伸ばし

絶命していた…


「ァァァァァァ……」



大好きな彼がもう居ない

それだけで生きる意味がなくなった気がした

付き合ったばかりなのに彼は私の心の殆どを満たしてくれた

それ程

大事な人だった

もう…彼がいない世界で生きてはいけない…

私は彼の手から包丁を奪い

首に押し付ける

後少しチカラを入れたら切れる

「さぁ、邪魔者は居なくなった、包丁なんて危ないから下に置け」

ストーカーは私に銃を向ける

構わない

死ぬつもりだったんだ

撃って殺して…


パァン

弾は彼の死体に当たる

パァン

パァン

彼がビクン ビクンと体を浮かせる

「やめてっ!」

私は包丁を置いた

これ以上

彼を苦しめないで…


私は彼の見開いた目を指で閉じ

キスをした

私もすぐに行くから…

天国で待っててね




「んぅっ…」

彼の死体をみながら

ストーカーに犯される私

「華子!どうだ?もっとケツ振れ!」

みないで…

彼が見ている気がした…

私の目からは涙

汚れた体でも天国にいけるよね?

「華子っ!泣いてるのか?くだらない」

パァン

パァン

彼の死体の頭が割れる

「気持ちよさそうに喘げよ」

アァ…

頭が…

私を助けにきたばっかりに…

ごめんなさい…

もう

傷つかせないから…

「ぁんっ…ぁんっ…ぁんっ…ぁんっ…」

私は泣きながら喘いだ

「泣くなっ」

男は銃を彼に向ける

「泣かないっ!だから撃たないでっ!」

私は必死に涙を拭き

腰を動かす

「気持ちいいっ!気持ちいい!」

男は満足したのか銃をおろした

「華子っ!出すぞっ!」

中に出される液体



「また明日くるからな」

ストーカーは帰って行く


私は中の精液を指で掻き出した

「んぅっ…きたないっ!」

綺麗にしなきゃ彼に嫌われちゃう…

「うっ…ひっぐ…」

私の目からは涙が溢れる

ダメだっ…

天国にはいけない…

だって…

中から精液を掻き出すのは…

今から作られる子供を殺してるんだもんね…

「今…いくから…」

私は彼の手に包丁を握らせ上から自分の手を重ねる

グサッ

包丁が私の心臓を刺した

これで貴方も天国にはいけない

私を殺したのは

貴方が持ってる

包丁なんだから



END


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