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人妻の DIARY
【若奥さん 官能小説】

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秘め事B〜浮ついた気持ち-1


自慰行為の日記はしばらく続けていた。

ある時、男性からのメッセージの中に
他とは違う言葉があった。

「日頃のストレスを、快感に変えて」

という言葉。
他の、単にエロいと賞賛するメッセージとは違う。

私の心の中を見破られた気がしたのと共に、
私に強力な安心感を与えてくれたメッセージだった。

彼は妻子持ちで、私よりかなり年が上で、忠実な意見を返してくれて尊敬も出来た。

次第に、私は彼に自分のありのままを文章で語る様になっていった。

最初は
お互い既婚者で、愚痴を言い合ったりして良いストレス発散になる。
位に思っていた。
彼もそうなんだろうと、自分の都合で理解していた。

出会い系サイトは、連絡を取るにも日常会話のメッセージを送るのさえ
男性側にどうしてもお金がかかってしまう。

私は軽い気持ちで、個人のメールアドレスを教えてしまった。

結婚してから、初めて男性に心からのストレスを吐き出せたし、
知らない男性からの世間話も新鮮だった。
彼は、旦那が決して言わない様な言葉で私を良く褒めてくれるし、
メールのやり取りだけで居心地の良さを感じていた。

気が付けば、寝ても覚めても
私は彼からのメールばかり待っている。


既婚男性が、妻以外に好意を持ってくる事は
大概が必死の身体目的だ、
という事も私は知っている。


でも、心が彼の言葉を求めてしまう。
彼のメールを待つ間、少女になった様に待ち遠しくて切なくなった。

まだ会ってもいない男性に、
私の気持ちは高なっていき、
恋をしてしまっていた。


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