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和州道中記
【その他 官能小説】

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和州記 -雨ニ濡ルル--4

「…よッ」
彼女の腰を掴み、一紺は既に硬さを取り戻していた一物を後ろから彼女の秘所に沈めた。
「んああッ!」
いつもとは違う体位から来る快感に、彼女が喘ぐ。
一紺は腰を振った。
肉と肉とが打ち付かれ、その音は濡れた音と共に二人の耳に響く。
「あ、ああッ、やぁ…ッ」
「く…締まり良過ぎやて…」
一紺は呻きながら言うと、彼女の両足の付け根を掴んで自分の身体を後ろに倒した。
彼が尻餅を付いた瞬間、更に竜胆が締め付ける。
「うく…ッ、そないに締め付けんな…」
「そんッ、なこと言ったって…ッ、あんッ」
繋がったまま、竜胆が一紺の間に腰を下ろした体勢になる。
竜胆が俯くと、その結合した部分はすっかり見えてしまう。
なるべく見ないようにしていたが、後ろから一紺が竜胆の乳房を弄びながら言った。
「ちゃんと見とき」
言って、右手でがっちり彼女の顎を掴み、下を向かせた。
濡れてぬらぬらと光るそこは、異様としか形容出来ない。
一紺が下から突き上げる度に、そこが溢れ出る愛液で淫猥な音を響かせた。
ぐちゅ、ぐちゅ…そんな濡れた音と一紺の舌とが竜胆の耳朶を犯す。
古びた床もぎしぎしと絶え間なく音を立てた。
「あッ、ああ…ッ、いッ、こ…んッ!」
「そろそろ…か…ッ」
一紺が、腰の動きを速め出した。
竜胆も併せて、無意識のうちに腰を振る。
「あかん、イクで…ッ」
「ん、ああッ、ああああぁ――ッ!!」


――気付けば、あれだけ酷く降っていた雨は大分降り止んでいた。
「少し、雨弱なったかな…」
「…ん」
「万一明日も雨やったら、風邪引かんようにまた暖め合おな」
「…馬鹿」
一紺の腕に抱かれながら、口ではそう言いつつも竜胆は密かに思う。

できるなら、どうか止まないでくれ。
もう少しだけこうしていたいんだ、と。


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