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透明な滴の物語U
【同性愛♀ 官能小説】

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未知の感覚-1

第4話 未知の感覚

祐梨は、ぐったりと脱力してベッドの上に横たわっていた。
股の間の中心には深々とディルドを咥えたままである。
ひくひくと無意識のうちに痙攣するたび、少しずつディルドが外へ出て行く感じがした。
頭の中は真っ白で、夢を見ているように心地よかった。

しかし、身体の奥から込み上げくるある感覚で一気に目が覚めた。
それは、朝の出勤前の時間に味わった感覚だった。
下腹がゴロッと鳴動した。
朝にいちど動きかけて止んでしまった腸が再び動き出したのだ。
(こんな時に!)
祐梨は焦った。
「あら、祐梨。目が覚めたのね。気持ち良かったみたいね」
恵子のおかげで欲望を吐き出した聡美がすっきりした笑みを見せる。
「私、ちょっと…」
ベッドから起き上がりかけた祐梨を聡美が止めた。
「ダメよ、起きちゃ。まだ抜いてないじゃない」
聡美に制され、再び祐梨は診察ベッドの固い枕に頭を置いた。

「いい?抜くときは大事にしなきゃいけないのよ」
聡美は祐梨の両膝を持って立たせた。
そして真ん中に刺さったシリコンをゆっくり抜き取りはじめた。
「抜くときには、コンドームだけ置いてけぼりにされないようにね。丁寧に抜くの」
祐梨のお腹の中をきつく占領していたディルドが抜かれ、下腹が弛緩していくのを感じた。
しかし、そのことで溜まっていたガスがより活性化し、ゴロゴロと肛門から出て行く準備を始めてしまったのだ。
(ああ、まずい。このままだと、まずい)
祐梨は焦ったがどうすることもできない。
ヌポッ…
ディルドが膣口から産まれ出るようにして抜かれた。
そして、ほとんど同時にその下の穴から腸内に滞留していたガスが勢いよく尻穴から噴き出したのだった。
ブボッ!ブブ!ブブブゥ〜!
「いやぁ!いやぁ〜!」
祐梨は叫びながら顔を覆い、羞恥に悶えた。


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