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疼く肌
【熟女/人妻 官能小説】

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義母の寝室-1

 帰宅途中から降りだした雨は激しく車の天井を叩いた、良治にはまだあの個室ビデオの店で観た映像が強烈に頭に浮かんで和子を女としての意識が芽生えてくるのだった。
家に着いて時計を見るとすでに深夜11時をとっくに過ぎていた。
むろんその時間帯は家の電気は消えかろうじて玄関と廊下を照らす灯があった。
 良治は二階に通じる階段を忍び足で上がると部屋の戸を静かに開けて中の様子を伺った、いつもなら祥子を抱いて添い寝する和子の姿がなかった事にいつもと違った気持ちであることの自身に気づいた。
 もし和子が添い寝していれば今の高ぶる欲望を抑えられただろうか・・・無邪気に眠るわが子を見ながら妻を亡くした良治の不純な心が芽生えていた。


和子はあの日以来、大川からの誘いもなく夫のリハビリに病院に行っても大川は顔を見せなかった、結局 和子も女のつまみ食いの犠牲者であり玩れたのだった。
別れ際に渡された5万円は身体の代償であり、面倒をみるというのも方便だたということだと思い知らされた。

 
 その夜10時まで祥子を寝かしつけながら良治の帰りを待っていたが帰らないため先に風呂に入り就寝しようと布団に入った時だった。
「ううああ・・がずご・・おでのごごうう・・ごごい」
益男が言語障害で聞き取りにくい言葉で和子を呼んだ。
「なに、どうするのあなた」
不自由な手でベッドに来いという事らしいと和子は理解した。
「あなた、身体に差し支えるからダメよ、おとなしく寝なさい」
和子はなだめるように言いながら布団に入った、しかし益男はしつこく和子を呼ぶのだった。
仕方なく益男のベッドに身を寄せた、
「うぐぐ・・」
益男の弱々しい手が震えながら浴衣の懐に忍び込んで乳房をまさぐり始めたのである。
元気なときであれば乳房を激しく揉み乳首を口で含みながら愛撫する益男であったが今はその陰もなく和子の欲求を満足させることが出来ない、中途半端な愛撫は和子を苛立たせるだけである。
「あなた、もういいわ無理はしないで」
益男から離れると和子は箪笥の小物入れから電動コケシを持ち出してベッドに戻った。
 ビビーン 鈍い音が布団の中で唸り始めた、和子の表情が次第に淫らになってゆくのが益男には歯がゆく情けなかった。
「ぁぁー・・・堪らないはこの快感・・いい」
布団の中は見えないが和子はすでに腰紐を解いて股間にコケシを滑り込ませバイブの刺激で更なる快感を感じている。
「がずご・・おおまえ、ぞ、ぞんなにええが」
妻のこんなに淫らな姿に益男の目が引きつり口からはヨダレが垂れていた。
「あぁー、感じるー・・・」
和子の肢体の動きで布団が跳ね上がり隠されていた部分が露になった、その時すでに黒色のコケシは蜜壷に深く入り込んでクネクネと回転しているのが目に飛び込んだ。
益男はある種の嫉妬を感じたのかコケシを和子の壷から抜き取った。
コケシの頭は淫水で濡れ数本の陰毛が付着していた、益男は和子の股座に顔を伏せて要求するのが精一杯であった。
 疼く肉体は要求に従い益男の顔に跨り高い鼻柱に密着してこすりつけてくるのである。「アアー・・・・」
のけ反る和子は肩から浴衣を落とし豊満な乳房が重く垂れ下がっていた。

 そして、その様子を寝室のドアの隙間から固唾を呑んで覗き込んでいる良治の目があった。





 
 


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