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サディスティック・スパイラル
【SM 官能小説】

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スパイラル-13



「ぐああああああああっ……、うわああああああああっ!」
唸りをあげる無機質なペニスが冴子を責め立てている。人間では決してマネできない動きに加えて単一電池を二つもコントローラーに入れている振動パワーで敏感な女の園に激震を加え続けている。
最初こそ、その醜悪なペニスを模した玩具に触ることすら嫌悪していた理緒だが竹中に仕置きをちらつかされ、ピストン挿入をする役目を担っている。
竹中は冴子の横に陣取りのけ反る胸の先端を摘まみ、くすぐるように弄んでいる。
「理緒、もっと抉るように突き立ててやれ。速度もあげるんだ」
「ぐあああああああっ! もうっ、もう勘弁して! 逝きすぎて苦しい!」
「パパ、もう赦してあげて! 冴子さんが死んじゃう!」
冴子は下からも上からも責め続けられ逃れようもない身体を捩らせながら何度目かの絶頂を向えている。汗でまみれた顔に髪が絡みつき荒い息をつき、全身で苦痛を表現している。
「だめだ。性悪女に醜態を晒させ、徹底的に女の性を植え付けてやるまで許さない」
すでに絶頂の大波に撃破された冴子がグッタリと横たわっている。口から息を吐く時にアクメの余韻で唇がわななくように震えている。
「理緒、もっと速度をあげて出し入れしてやれ。それから冴子のクリトリスを指で転がせ」
竹中は冴子に余韻に浸る暇も与えず、乳首を摘まみ上げている。仕方なく理緒もそれに従い冴子の体の中でくぐもった音をさせているディルドを出し入れしだした。命じられたとおり人差し指で突き立ったクリトリスもコリコリと撫でまわしている。
すぐに苦しげな吐息で冴子が、漂っていた魔界から淫猥な苦境へと引き戻されてくる。
「くあっ、ひいいいっ! もうしないで、お願い苦しいわ……」
「ほらほら冴子、クリちゃんも乳首も全部いじくられて抉りこまれて幸せだろ。総動員でお前をよがらせてやるぞぉ」
固くしこった乳首を爪先でカリカリと微妙に掻き毟るバリエーションを加えながら乳房を揉み解されて冴子はのけ反る。淫悦に反応して艶やかに芽吹いたクリトリスが理緒の指に転がされている。
あまりの淫欲責めに気が狂わんばかりに絶叫する冴子をみて、理緒の手の動きが滞ってしまう。それをみた竹中が理緒の手の上からディルドをつかんだ。
「理緒、こうして抉ってやらないと冴子はいつまでたっても蛇の生殺しだぞ。ほれこうして激しく突き上げるんだ」
「そんなにしちゃったら壊れちゃう!」
「ぬああああああああああああああああっ!」
下腹から玩具の先端が突き抜けてしまうのではないかと思われるほど激しくピストンしながらも、理緒にとって替った竹中の指でクリトリスはあくまでソフトに転がされ、つま弾かれている。
「理緒パパの手の動きを見てごらん。ペニスは激しく、クリちゃんはソフトに優しく優しくだ。頭を撫ぜるようにしながら時々こうしてプチプチと摘まんでやる」
唸りをあげるディルドが柔肉を捲りあげて激しく出入りしながら胴体部をスイングさせている。子供に手ほどきするように背後について、顔をそむける理緒を覗きこみながらささやくように言う。
自分一人が性の魔境に引きづり込まれ、よがり狂う姿を竹中と理緒に見られる屈辱に追いやられるが、その境遇に恥じ入る余裕すらもなかった。
身体に魔物が乗り移ったように冴子が白目のまま痙攣をしながら腰をバウンドさせた。その凄まじい女の局面を見て理緒が目を瞑った。
グッタリと動かなくなった身体からディルドを引き抜いた竹中が唸りをあげてくねり続ける電動ペニスを嗤いながら眺めていた。

動かなくなった冴子をソファから引きずりおろし、服を脱ぎ捨てた竹中が騎上位に持ち込んだ。頭の後ろで手を組まされたままの恰好で、冴子は竹中に乳房を掴まれて身体を支えられていた。
「理緒、裸になって冴子と向かい合う形で俺の顔に跨るんだ。今度はお前が冴子の乳首をついばむ役だ」
「パパの顔に跨るなんて、そんなイヤラシイことできないわ」
「理緒のアソコをいっぱい舐めてやる。さあ早くしないか」
「そんなの絶対いやよ。イヤです!」
「パパの言うことが聞けないのかな」
「パパもうこんなことイヤ」
「お前も冴子みたいに気絶するまでしてもらいたいか?」
「……うううっ……。そんな恰好するの、恥ずかしい」
「さあ、自分で尻の肉をくつろげてパパに良く見えるように広げてごらん」
早くも冴子が竹中に突き上げられて身体をくねらせている。ディルドで悦楽の筋道をつけられた身体は肉の棒にとって代わった淫責に貪欲に反応しだしている。いくら口では限界を示しても、一度淫邪の炎に炙られた肉体はその快楽を求めて突き進む。


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