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子羊の悩ましい日々
【ファンタジー 官能小説】

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『子羊の悩ましい日々 〜デュラハン編〜』-3

「鎧、錆びたりしないかな……」
 涙目で呟きながら鎧を脱ぐレナをナナがなぐさめている間、ロイは血をすっかり洗い流していた。
「はあ、さっぱりした……」
 人心地がついてふと横を見ると、いつの間にか全裸になったレナがいた。
「あの、あんまりじっと見られると恥ずかしいです……」
 真っ赤になったレナの頭部がロイの視線を遮るようにロイの真正面に浮かぶ。ふと視線を下に落とすと、ロイのものが自己主張していた。
「可愛い顔してるのに、あそこは立派なんだー」
 ナナはにやにや笑いながらふよふよと頭部だけ飛んでくると、ロイのあそこの前にやってくる。
「わわっ……!」
 たとえ見た目が美少女とはいえ、やはり頭部だけが飛んでいる姿には慣れない。ロイが思わず後ずさろうとすると、ナナは素早く自分の口の中にロイのものをおさめた。
「ちゅぽ……ちゅるちゅる……ちゅ……じゅぅぅ……」
 身体を洗ったときにかけたお湯以上に熱いナナの口内。そして、敏感な部分をゆっくりと這うナナの熱い舌に、ロイは中腰になって逃げようとしていた格好のままその場にぺたっと座りこむ。
「ちゅぷっ……ちゅぷっ……ちゅるちゅる……んん……」
 飛んだまま頭部を大きく動かす。ナナの赤い唇の間から、濡れたロイのものが見えたり隠れたりする扇情的な情景を、レナは顔を赤らめて見守る。
「ん……ちゅぷっ……ちゅぽっ……ちゅぅぅぅ……って、レナ! あんたの修行でしょ!」
「う、うん、分かってるよ……」
「ほら、昨日教えたとおりにやる!」
 レナは小さく「……よ、よし、やるぞ!」と気合を入れると、ロイの背中に覆いかぶさるように抱きつく。レナの豊かな胸の感触が直接背中に伝わる。そのことにドキドキする間もなく、レナの頭部がロイの目の前に飛んできて、潤んだ瞳で数瞬ロイを見つめると、そのまま唇と唇を重ね合わせた。
「ん……ちゅ……」
 最初は表面だけを合わせる軽いキスだが、レナは舌をロイの唇の隙間から強引に入れると、ロイの舌をそのまま弄ぶ。
「ちゅろ……ちゅ……じゅ……ちゅぅぅ……ちゅっぷ……」
 小さくうめきながらロイは抵抗するが、そのたびにレナが抱きついたまま身体を動かす。レナの立った乳首がロイを刺激し、密着する肌の熱さにロイはぼーっとなってなすがままになるしかなかった。
「んんん……ちゅ……ちゅぽっ……」
 たっぷりと長いディープキスをして、ようやくレナはロイの唇を解放した。唇が離れると、二人の唇の間を唾の糸がひき、光を反射してキラキラと光る。
「初めてにしては上出来じゃない」
「は、恥ずかしくて死にそうだったよ……」
「仮にも死神がわけのわからないこと言わない!」
 ナナはまだぼーっとしているロイの方を見てレナに目配せする。レナは頷くと、ロイの両足を持って左右に広げ、そのあっまロイの身体を少し持ち上げる。
「……え?」
 あまりに恥ずかしい格好をさせられ、ロイはじたばたするが、レナにがっしりと身体を固定されているので無駄な努力だ。
「ふふ……まだまだこれからよ……」
 ナナは舌先でロイの屹立したものをつんつんとつつくと、舌先でロイのものの頭裏側根元を弄ぶ。そのたびに、ロイのものがぴくぴくと震える。


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