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Unbalance Kiss
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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★更にスキルアップ★-2

また、もう一つは惚れ過ぎかも知れない。
大好きな歌の詩に自分の心境が重なった。

遭って話す度に、その手に触れる度に、素直な心根に触れ。
僅かな時間が永遠の様に永く感じる。まるで魔法みたいだ。
落ち込み泣いていた君がだんだん笑顔に変わって行く瞬間、
一つ欠けていたオレのハートはじんわり震えていたんだよ。
(部分引用:JASRAC-○▽☆ξω 誰の曲かわかるかな?)

そして、努めて一緒にいる時間を創った。
間男のように、彼氏の不在時にアプローチした。
何か会う口実を作ってはプールして小出しにした。
メールより言葉を。電話より直接会って声を聞きたかった。
オレがヒロカの声フェチで心地良かったのもあったが。
そのうちにその純粋な人間性にも惚れてしまったのだ。

募る想いに任せてガバッと行けば、あの力ない細腕だ。
簡単に思いは遂げられるだろう。

だがそれと引き換えに、可憐で直向な、
高原に咲くイワギキョウのようなあの笑顔が
見られなくなると思うと、その方が何十倍も堪えるのだ。

それなら一生の友情を育むのも
悪くないと思うようになった。
現実の恋人とは別次元の、心の恋人として。
その上で、今許される最高の楽しいことをしようと。

ソレがコレだったのだ。


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